【医学生カップル必見!?】初期研修先の病院決めが恋愛に与える影響【マッチングの天国と地獄】

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医者看護師夫婦からの後輩へのアドバイス
この記事は約12分で読めます。

こんにちわ。

masaです。
今日はタイトルの通り
【マッチング試験】が医学生の恋愛にどれくらいの影響を及ぼすのか

について、記事にしていきます。

まさに恋愛をしている【医学生カップル】や【医学生と付き合っている人】に是非読んでもらいたいですね。皆さんより少し先に医療業界で働いているmasaからのアドバイスも最後にあるので、少しリアルで世知辛い内容も含みますが、読んでいってください。

 

【マッチング試験】についてそもそも知りたい人はこちらの記事をご覧下さい。

また、医学生時代の生活について大まかにまとめた記事はこちらです。

 

では本題に行きましょう。
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前提:医学生〜医者が結婚する主な3つのタイミング

以前こちらの記事でも話題にしましたが、医学生〜医者が結婚するタイミングは主に3つのタイミングがあるとされています。

もちろん例外はありますよ?

ゴールインした後の話はしりませんが(1/3は離婚する世の中ですからね。多忙な医者との結婚では言わずもがなですが)、その3つは以下のパターンがあります。

1.医学生の頃から付き合っていたカップルが初期研修終了のタイミングでゴールイン

2.専門医修了した卒後5〜6年の医師がゴールイン

3.医師として研鑽を十分に積んで落ち着いたタイミングでゴールイン

それぞれ簡単に見ていきますね。

1.は読んで字のごとくですね。

医学生の頃から付き合っているカップルが、卒業後の初期研修の2年間を乗り越えて、後期研修(専門科を決める場面)に進む前=大学病院の医局に入局する前のタイミングで結婚するパターンです。このタイミングを逃してしまうと(今は大分なくなってきているそうですが)大学病院の医局に入る=教授に結婚式の出席や挨拶をしたりと、ただでさえ忙しい結婚式の準備のハードルがよりワンランク上昇してしまうからです。年齢としては現役医学部合格カップルで24歳ですね。

このパターンにかなり影響を与えるのが、初期研修先の病院をどこにするか、つまり【マッチング試験】の結果ですね。ここを乗り越える重要性についてはこの後話をしていきますね。もちろん、初期研修に突入する前に結婚したカップルもいますよ。

2.が数としては多いかも知れません。医者だけでなくどの職種も、結婚するならある程度仕事が一通り出来る様になってから、と思っている人が多いのではないでしょうか?医者ももれなく、そういった考えの人が多いですね。なにせ人の命を預かっているわけですから。

もちろん5-6年で全て知識が蓄えられている訳ではありませんが、一つ「専門医」という資格を取得する頃になっているはずです。そうして資格の面でも、仕事に慣れ出す面でも、あとは給料が上がっているという面でも生活に一つの区切りをつけよう、という人もいます。

masa夫婦のタイミングは1と2の間ですね。

3.は少数派ですね。医師としてかなり研鑽を積み、10年20年と経て結婚する医師の方もおられます。もちろんそこまで運命の相手に出会えてなかった人も入れば、一心不乱に医学に向かっている中でそれどころではなかった、という人もいますね。とはいえ、こちらは狙ってどうこうという話ではないので、一旦置いておきましょうか。

ではここから、1のパターン、つまり今医学生と付き合っていて、このままゴールインしたいと考えている方に大事な情報を話していきますね。

本題の、マッチング試験が2人に与える試練について。

問題1:初期研修希望病院の希望の違い

ここからマッチング試験に挑む医学生カップルを阻む問題を2つ紹介していきます。どちらも2人にとっては死活問題ですが、避けることの出来ない問題なので、2人で話合うきっかけにしてもらえれば。

まず一つ目ですね。

【初期研修希望病院の食い違い】

これがまずほとんどと言って良い話になります。なにせ、日本全国にどれくらいの数があるのか?というくらいたくさんの初期研修指定病院があります。そしてこちらの記事で話をしていますが、初期研修病院に期待する内容はそれこそ医学生によって様々です。

立地を希望する人もいれば、手厚い研修を希望する人もいれば、それこそ給料を大事にする人もいます。

ここの価値観の違いを確認するのが本当に大事です。

最近は「ハイパー」「ハイポ」などと言われますが、めちゃくちゃ忙しい病院での研修を希望するAくんと、ほどほどで良い研修を希望するBさん。きっと同じ病院での研修はできませんよね?

もちろん初期研修が同じでなくとも近くの病院であれば良いわけなのですが、タダでさえ忙しい病院での研修を希望するAくんに、同じ病院で研修していたとしてもBさんと合う時間が作れるかも不思議な中で、別病院のBさんと合う時間を作れるかどうか

言ってしまえばAくんの努力次第にはなるのですが、こういった所の価値観:お互いにあう時間と初期研修の優先度の違い、もすりあわせておくことがおすすめします。

普通の大学生の恋愛にしては、重たすぎるテーマですよね。実際、このマッチング試験前にすりあわせが上手く行かず、分かれる医学生カップルも多いです。

つまり

研修場所(せめて地方)、給料、負荷のかかり具合、どれくらいの間隔で会うか(可能なら将来をどうするか:結婚するタイミングも含め)

までの話をマッチング試験前(医学生6年の夏)までに詰めておく必要があるんです。

こんな話、23歳の男女に出来ます?

僕も出来るとは思いませんが、これが出来ないカップルは残念な結末を迎えていることが多いです。逆にそのままゴールインしたカップルは、この辺りも日頃から話し合う中でゴールインしていましたね。masaの周りはそういう、端から見れば【大人びすぎてない!?】というカップルが多かったので、ゴールインにたどり着いてました。

つまり、自分の初期研修先だけでなく、交際相手の立場も考えて初期研修先を選ぶ事が出来たカップルがゴールイン出来る、という事です。

わかりましたか? 医学生のみなさんはぜひ、相手への配慮せずに初期研修先は選びましょう。

問題2:マッチング試験に両方合格するかどうか?

そして、そんなハードルの高い価値観のすりあわせを終えて(普通こんな話を、結婚願望ない相手にしたら引かれますよね・・・)、ようやく2人の納得の研修病院を選べたとしてももう一つ問題が出てきます。

それは、2人とも無事に合格できるかどうか?

今まさに、マッチング試験に取り組んでいる医学生にはつらい話なのですが、残念ながらマッチング試験は医学生が病院を選ぶ試験でもありながら、病院が医学生も選ぶ試験でもあります。つまり、2人が同じ病院に「ここで研修したいです!」と希望しても、断られてしまう可能性は多いにあります。

それだけならまだしも、もっと辛いのはAくんは合格できたけど、Bさんが合格出来なかった場合ですね。気まずい空気が流れる上に、Bさんの今後をどうするのか、という問題が生じてきます。第一志望じゃないにしても、近くの病院に就職できればまだ良いのですが、全然就職した地方が違う場合は完全に遠距離恋愛がスタートしてしまいます。病院側からすると、AくんとBさんが交際している、なんて情報はないですし、それに伴う配慮も日本ではないですからね。

残念ながら、そうなった時点でかなりゴールイン出来る可能性が遠のいた、と言って良いかもしれません。悲惨ですが、現実的な話masaの同期はこの時点でお別れの時期が来たカップルも居ます。

この問題は元も子もない言い方ですが、生じてしまった場合のリカバリーがかなり大変なので、頑張って乗り越えてください。是非こちらの記事も参考にしてくださいね。

 

少し蛇足:米国の医学生カップルへの配慮

先ほど、日本ではAくんとBさんが交際していることに病院側は配慮しない、などと言いましたが、実は米国は違います

 

米国はレジデンシーの応募(日本で言う研修医)のときに【カップルズマッチ】という制度があります。正式にはNational Resident Matchin Program Couples Matchという名前で、【結婚・交際中・同性でも親友でも】同じ地域でペアでマッチするアルゴリズムがある。

同学年でないと使えない制度なのですが、これ、かなり頼もしい制度ですよね。こちらの本に少し詳細が書いてありました。

日本でも導入したらいいのになぁ・・・と心から思う制度ですが、これが国柄なんでしょうね。日本に比べて米国では、家族を大事にしなさい!という主張がはっきりしています。

ここが日本と違い、仕事<<家族の国ならではですね。

masaの同期の泥沼エピソード

さて、これだけ散々医学生カップルを脅すに脅しておいてなんですが、ここからはmasaの同期カップルでも、泥沼のエピソードを迎えた1組の話を紹介します。

興味半分で聞いてもらって、

私達はこうはならないぞ!!

と、皆さんのマッチング対策への燃料にしてもらえればと思います。
1組目:離ればなれになった医学生カップル
先ほどのAくんBさんで研修先が異なる土地になったケースをお話ししましたが、その最たる例ですね。
このカップルはただなんとなく付き合っていた訳ではなく、かなり頻繁に将来について話合っていた2人です。2人とも大人びていて、masaはそのままゴールインするんだろうなぁ、と思っていました。

 

2人は話合った上で、関東の病院に2人ともマッチングの希望を出す事にしました。ここで一つポイントがあるのが、男性をC君、女性をDさんとするとC君が関東出身。Dさんが関西出身の学生でした。つまり、相談の上で、C君の出身地方に研修先を選んだ、って事ですね。

そして、冒頭で話した通り残念な展開になったのですが、なんとDさんは合格し、C君が不合格になってしまったんです。

つまり、関東に縁もゆかりもないDさんが、1人関東の病院に飛び込む事になってしまったんです。幸いC君がこの後必死にアンマッチから枠が余っている病院を探し関東の病院を探し当てることは出来たのですが、最終的にC君は国家試験にも不合格となりDさんだけが初期研修を関東でスタートすることになってしまいました

かなり具体的だなぁ、と思うかもしれませんが、こういったことは良くあります。2人の希望をすり寄せることはとても大事ですが、【納得して】その進路を選んでおかないと、Dさんの様な立場になってしまうかもしれません。

 

他にも似たようなエピソードはあるのですが、今回はこれくらいにしておきましょうか。

2人の幸せな将来のためにmasaからのアドバイス

さて、ここまでマイナスキャンペーンを続けてきたので、ここまで読んでくれた方に向けて、masaがアドバイスをいくつかしていきます。

もちろん皆さんの将来なのですが、少しでも参考になれば。

 

やっぱり女性の出身地に近い所がいい

2人の将来を見据えているのであれば、これはより大事になってくると思います。masaは女医を特別扱いも、卑下するつもりも全くありませんが、人体の構造上、出産は女性しか出来ないですし、育児も男性の理解が増えつつある世の中ですが、それでも赤ちゃんにとっての母親は特別な存在です。

 

娘を育てている今、特に思いますが、子供を育てるって本当に大変です。

1人で育てるのはめちゃくちゃ大変なので、頼れるもの、つまり実家に頼ることがとってもとってもおすすめです。そして、お母さんが自分の親と、ご主人の親、どちらに頼りやすいかを考えたら、そりゃあ自分の親の方がいいですよね?

つまり、2人の将来を見据えるなら、奥さんの実家に近い研修先の方がいいと思います。子供は当分作るつもりはないから大丈夫!という方も、子供は授かり物。いつ訪れるか分かりませんからね。

 

男性諸君、相手を真剣に思うなればこそ、相手の出身地で研修先を探しましょう!

娘が生まれて思う事について書いた記事はこちら!

 

 

場所は意地でも近い所の方が良い

これは先ほどちらっとお話ししていますが、意地でも2人の研修先の距離は近い所にしましょう。もちろん同じ研修先でも良いのですが、職場で恋愛の要素を感じてしまうと集中出来ないという人も多いですよね。

 

ただ、医学生の皆さんが思う以上に初期研修は忙しい病院が多いです。控えめに言って、医学生の中で最も忙しい時期がずっと続く、と思っても支障はないと思います。

その中で相手への配慮をする余裕があるか。もっと言えば、遠距離の交際相手の家に、貴重な自由時間を捧げて会いに行けるか

断言します。無理です。

睡魔が勝つ可能性が高いと思います。出来る限り、そのハードルを下げるためにも、気軽に会いに行ける距離の病院で、2人の初期研修を送って下さい

妥協するにしても、Dさんの様になってもがんばれる病院を選びましょう。

そして、最悪のケースも考慮するのがとても大事です。万が一、最悪のケースが訪れた場合に備えて、マッチング試験で記載する病院は自分の研修したい病院の名前を書きましょう。

大丈夫です。病院は日本全国に本当に多くありますから。地域を絞ったとしてもいい病院は見つかります。むしろ先に研修地域を絞った方が、病院見学を行う効率も良くなりますね。

 

おすすめの研修病院についてはこちらの記事を!

後書き

いかがでしたでしょうか。
少し今回の記事は医学生の皆さんには心苦しい内容になっているかもしれませんが、出来るかぎりリアルな内容を心がけたので、少しでも皆さんのためになれば幸いです。今後とも医学生・医者の私生活についての情報も含めてお送りしていきますので、また読みに来てもらえたら。
ではまた次回の更新で。

医学生との交際を含め、医者と結婚する方法について真剣にmasaがまとめた記事はこちら

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