このページは医師の皆さんのマネーリテラシーのレベルを図るまとめページ:Level1のページです。,
みなさんが本ブログを見る際の目次代わりに使ってもらえれば。
前提として、本記事は【医師国家試験をパスした医師】の方に向けた資産形成記事になっています。医師以外の職の方にとっても参考になる記事を心がけていますが、医師目線での記事(ポイ活など)が多いことをご了承下さい。
一般的に医師の方はマネーリテラシーが低いと言われていますが、現段階での皆さんのマネーリテラシーをチェックしたい方はこちらの記事も参考にして下さい。
まずは現状把握から。今、どれくらい貯金できている?
目安としては、収入、つまり手取りの給料の1/10を貯金することを目標にしましょう。手取りが25万円ならば、25000円/月、手取り35万円なら35000円/月ですね。このくらいなら意識すれば達成できますし、研修に必要なテキスト代を逼迫することもないでしょう。
くわしくはこちらの記事をチェックしてください。
この時点で手取りの1/10以上貯金を達成できている人は十分優秀。自信を持ちましょう。
ちなみに、貯蓄率という点では1/10=10%どころか50%以上の変態家計もあります。ただ、節制癖が付いてくれば医師の場合年次が上がる毎に給料が上がってくるので自然と貯蓄率は上がってきますから安心して下さい。masa家も最近は貯蓄率は60%前後平均の貯蓄率になってます。masa家の貯蓄率についてはこちらの記事もチェック。
比較として、masaの初期研修医時代の貯金額を参考にしたい方はこちらの記事を。
無駄な支出はなんだろう? 家計簿を作って確認しよう。
貯金の目標が分かった所で、皆さんの消費=お金の使い道を見直して見ましょう。いくら他職種と比べて収入の高い医師であっても、制限無くお金を使っていてはまったくお金は貯まりません。
貯金=収入ー支出ですから。
ただ、見直すには見直すための道具=家計簿が必要です。最近では【マネーフォワード】の様な簡単に管理できるアプリも広まってきています。masa家は簡単にExcelで表を作成した家計簿を使っています。妻と結婚するタイミングで始めました。とはいえ、ざっくり家計簿ですが
一目で無駄な支出が分かるので、簡単なものでもいいので家計簿を作ることをおすすめします。詳細はこちらの記事を参照ください。
無駄な支出を絞ったお医者さんは、その時点でお金持ち待ったなしです。
しない人は税金の納め損!? ふるさと納税
無駄な支出を絞る、という観点ではふるさと納税の話は必須です。元々今住んでいる所に納める税金を自分の好きな土地に選んで納税(後で還付の手続きは必要ですが)することで、それに応じた(納税額の1/3相当の)お礼の品(返礼品)をもらうことができます。
下記の様に、収入に応じて納税の限度額は決まっていますが、初期研修医1年目の収入(400-500万円)でも4-6万円程度は行えます。つまり、2万円前後の返礼品をもらえるって事です。
食品などの豪華な返礼品が目に付きますが、masaの今のおすすめは日用品・雑貨の返礼品をもらうことです。トイレットペーパーや洗剤、ティッシュペーパーなど。実は、2021年のmasa家はティッシュと洗剤は返礼品でまかなう事が出来ました。
分かりやすく生活費が浮く点も、生活雑貨の返礼品をもらうメリットと言えますね
詳細は下記のブログ記事も参考にしてください。
日本は保険代が高すぎる? 無駄な保険に入らない!
日本は海外と比べて保険信者の人が多いのは有名ですね。大学時代の同期も、老後の資産形成を外貨建て保険で積み立てていましたが、ご両親がそれをしていたのがきっかけだったそうです。その話題が出たmasaは当時マネーリテラシーが見るも無惨だったので、
意識たかいなー。なるほど、海外の保険かぁー
と友人を称賛していたのを覚えています。立派な鴨ですね。
この様に両親が保険どっぷり、というのは珍しくなく、保険会社の力が根付いている国が我らが日本です。割愛しますが、日本は必要以上の保険に入りすぎている家計がとても多く、それは学業の偏差値が高い医師の家計も同様です(立派な鴨です)。
本当にその保険が貴方に必要か? きちんと答えられますか?
より具体的には、
生命保険かけ過ぎてないですか? 医療保険に必要以上に入っていませんか?
masaが以前まとめた保険の記事はこちらです。保険の見つめ直しに参考にしてください。
元も子もない。医師として長く働ければOK!
ここまで読んでいただいて元も子もないのですが、基本的に医師国家資格を取った皆さんは、資産形成に必要以上に肩の力を入れすぎる必要はありません。いくら、将来が怪しい(医師過剰な未来、増税祭りなど)とはいっても、高い給料の職業には違いありません。昔のお医者さんをイメージする、豪遊生活にはほど遠いかもしれませんが、生活していく上では皆さんが働き続ける限りは大丈夫です。
とはいえ、未来はそこまで明るくはなさそうなので、こちらの記事も是非読んでおいて下さい。皆さんがLeveL2に進むきっかけになれば。
医師の皆さん、ぜひ健康な医師生活を送っていきましょう(自戒の念も込めて)。
医師の資産形成で唯一の落とし穴? 伴侶選びの重要性
さらに言えば医師の皆さんは、伴侶選びに間違わなければ盤石な将来の、唯一といっていい落とし穴がなくなります。仮に医師の皆さんがマネーリテラシーが高く、しっかり稼いでしっかり倹約をしたとしても、パートナーが湯水のごとくお金を使ってしまえば全く資産形成は進みませんからね。また、離婚、という残念な結果になれば、資産はもれなく半分(+慰謝料・養育費)になってしまいますし。
もちろん資産形成という一点でのみパートナーを選びなさい!なんていうつもりはありません。パートナー選びは株式投資などをならうよりもよっぽどみなさんの将来の資産形成の点で重要です。
資産形成なんて関係無く結婚っていいものですが、やっぱり一緒に生活する上ではお金の話は切っても切り離せませんからね。
お金の話関係なく、masaが結婚に関して得たもの、失った物を語った記事はこちらです。
また、相手の家事・育児への配慮も重要です。当然な話題ではありますが、資産形成という点では共働きかどうかは、いくら医師が高給取りの職業であっても税金の関係でかなり重要になってきますから(夫年収1000万、妻専業主婦の家計よりも、夫婦共に年収500万共働きの家計の方が手取り年収は多い(税金の関係で)など)。
医師の仕事が忙しいのは当然ですが、パートナーと家事・育児分担をしてパートナーの仕事継続へのお手伝いも欠かさないようにしましょう。それについて詳しくまとめた記事はこちらです。
ちなみに、奥さんにとってもmasaが良いパートナーかどうかについては、こちらの妻運営のYoutubeをご覧ください。まだ動画は少ないですが、今後、医師の妻や看護師、ワーママとしての愚痴が順次投稿されていく予定です。
ぜひご試聴・チャンネル登録お願いします。
資産形成のLevel 1 〜Check List〜
Level 1のチェックリストをまとめるとこちら。
<masaの資産形成Level1 Check List> ○収入の1/10以上を貯金しよう ○何かしら家計簿をつけて支出を把握しよう ○ふるさと納税を活用しよう ○無駄な保険に入っていないか見直そう ○医師として長く働くため健康に注意しよう ○夫婦円満に過ごせる伴侶を見つけよう
みなさんはCheck Listにいくつチェックが付いたでしょうか?
医師、という職業で働き続けることを考えれば、Level1のこの記事を全てこなしている時点で皆さんは超優秀な家計に入ります。ほっといても資産は貯まっていくでしょう。ただ、さらにその資産を効率よく使いたい、お金に働いてもらいたい、と考えた方は、次のLevelの記事も参考にしてください。
また、今後触れる内容について、先に網羅している記事はこちらです。参考になれば。
<上の全てを達成できた方は次のLevelへ(ページが作成されればこの記事の下、ならびにTopページのメニューに表示されます)>
期待させておいてなんですが、気長にお待ち下さい
コメント