【無知の知から始めよう!】初期研修医はマネーリテラシーの低さを自覚せよ【金融知識のチェックリストあり】

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医者・看護師夫婦の資産運用
この記事は約6分で読めます。

こんにちわ。

masaです。
今日の記事は医師免許を手にするまでエリート街道を走ってきた医師の皆さんのプライドを若干傷つける内容かもしれません
私達医師にマネーリテラシーが如何に欠如しているかについて、です。
この記事を書いているmasaも比較的ましになってきているとは思うのですが、それでも初期研修医時点の自分を振り返ると、まぁ酷いものです。

だからこの記事を読んでいる(であろう)初期研修医のみなさんも気を悪くしないでください。

今日の記事では、医師のマネーリテラシーが高いのかについて、いくつかmasaが考える理由も含めて記事にしていこうと思います。
始めにマネーリテラシーのチェックリストも作ってみたので、現時点のみなさんのマネーリテラシーを把握してみてください。
何が今の自分の資産形成に足りないのか把握した上で、他の記事に進んでください(マップ代わりの目次はこちら)。
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masa妻のYoutube(宣伝)

この度、masaの妻主導でYoutubeへの投稿をはじめました。看護師をしながら(今は育休中ですが)医師の妻としてサポートをしてくれる大変さが動画にされていく予定です。

妻は媒体が動画の方が好きみたいなので、2022年はmasaがブログ、妻がYoutubeを中心に情報発信していこうと思います。

2022/1現在の最近の動画はこちらです。

 

医師の妻になった先にどんな世界が待っているのか。愚痴が中心になる(予定)ですが、興味があれば覗いていって下さい。

 

是非ご試聴・コメントいただければ。

では、ブログの本題に入っていきましょう。

ほとんどの医者はマネーリテラシーが低い!?

意外と少ない? 医師の貯蓄額割合

本題に行きましょう。
結論から言いますが、ほとんどの医師はマネーリテラシーが低いと思ってもらっていいです。リクルートドクターズキャリアのHPによると、医師にアンケートを取った世帯の貯蓄額で、貯蓄なし・500万以下が合計で24.4%もいます(下記画像参照)。

 

 

こんな文章を見ると、

いやいや、そうはいっても回答されていても初期研修医が多いんじゃないですか?

って思う人も居るかも知れません。
が、そんな事もありません。このアンケートの回答者の年齢分布を見ると、初期研修医であろう(浪人なども考えると例外はありますが)年齢である30歳未満の回答者はたった4.3%未満です。後期研修医終了の30-34歳までも入れても回答者は18%でしかありません(下記図参照)。

 

もちろん、貯蓄額が多い=マネーリテラシーが高いか、と言えば言い過ぎですが、やっぱり【キャッシュ is キング】と言う言葉がある様に、資産形成の面で所持している現金が多いかどうかは重要です。

特に医師、という高収入の職業についているにも関わらず(意識しなくてもお金は貯まるはず・・・)貯蓄が貯まっていない、ってのは頂けないですね(masaが初期研修時代にいくらお金が貯まったか、気になる方はこちらの記事を参照)。

 

事実、このアンケートの考察でも稼いだ分だけ使ってしまう(財布の紐が緩い)のではないか、と考察されていました。

 

とはいえ、masaは必要以上に意識した節約をしていなくてもお金が貯まったので、相当な浪費力だと思いますが。

では、今やiDeCoやNISAなどが認知度を上げてきており、投資に前向きな人が増えてきている世の中、資産形成に投資を含めている人はどの程度の割合いるのでしょうか。
資産形成における投資の割合を見ていきましょう。

資産はあるのに投資に回している人はさらに少ない

結論を言えば、資産を投資に回している人の割合は医師の中でもかなり少ないです。
下記の図を見ると、金額に関わらず株式や投資信託など、何かしらの形で投資というリスク資産に資金を投じている医師の割合は、38.1%となり、約6割の人は投資に全く触れていないということが分かります。

キャッシュ is キングってことですね。

また、実際投資している方の中で、投資に割いている資産割合を見ていきましょう。下記の図を見ると金額としては投資を行っている人の半分以上(約55%)が500万円以上を投資に資産を回しています
もちろんそもそもの貯蓄金額割合が多いので、もっと回してもいいのかな、何て思いますが(masaはこの図で行くと2000万以上に分布します)、そこは世帯毎にベストなリスク資産割合は違いますからね。

 

リスク資産とは、株や投資信託のように価値が大きく変動する資産の事です。預金などの安全資産と対比された言葉です。

 

ただこのアンケートは、2015年に取られた物なので、現在国が投資を推奨している環境なのを考えるともう少し割合が増えているかもしれませんね。

実際のリクルートドクターズキャリアのHPには、もう少し詳しく貯蓄額における年齢分布などもありますから、

自分の年齢でどれくらい貯めてるのが普通なんだろう?

と気になった人は是非、元記事のHPを覗いてみて下さい。
マネーリテラシー=リスク資産割合というつもりはありませんが、医師ほどの高収入を持ち、エリート街道を走ってこれた学力がある人の68.1%が全くリスク資産を持っていない、というのは残念な結果かもしれません。
でも、そもそもなんで医師(特にこれまでの医師)はマネーリテラシーが低いと言われているのでしょうか。masaなりに考えて理由をまとめてみました。
次のページからは医師のマネーリテラシーが低い理由を見ていきましょう。

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