【離乳食は捨てるもの!?】医師兼新米パパが教える離乳食の不思議【読んだ今からすぐに実践!】

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医者看護師夫婦からの子育てアドバイス
この記事は約8分で読めます。

こんにちわ。

masaです。ブログ更新がお久しぶりになっていますが、今日は【離乳食】について記事にしていきます。

全然食べてくれないけどどうしたらいいの?
アレルギーとの関係は?
市販のものってどうなの?masa夫婦と同じように、まさに今離乳食を食べてくれない赤ちゃんと格闘しているお母さん、お父さんに読んでもらいたい記事になっています。

 

どれだけ知り合いのママ友や自分のお母さんにも、細かいことを覚えていなかったり、気が引けて聞けなかったりしますよね。masaが小児科を研修し、なおかつ4ヶ月健診という離乳食を開始する前に小児科医の先輩Drがお母さんに告げていたアドバイスを元に記事にしています

 

不安がる妻にも同じように伝えてきて、先日の記事を書いてくれるくらいにメンタルが強くなっています。

 

もうね、結論から言えば【離乳食は捨てるもの】なんですよ

では細かく内容を見ていきましょう。

では始めに、本日のまとめです。
「今日話す事」
・離乳食について
「見て欲しい人」
・離乳食と格闘している新米ママ
・食べ物アレルギーを恐れている新米ママ
「結論」
・離乳食は食べません
・アレルギーを怖がるならさっさと離乳食開始
・タダでさえしんどい育児、少しでも楽になるように市販を使おう!
では本題に行きましょう。
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育児で必要だったもの、いらなかったもの

離乳食ってそもそもなに?

離乳食は海外では【補完食】と呼ばれ、そもそもは【母乳で足りない栄養をう】意味があります。ここから分かるように、離乳食が始まる=母乳終了、という訳ではありませんから注意して下さいね。母乳もしくはミルクでの栄養は続けた上で、離乳食を始めます。

 

離乳食はいつから始めるの?

始める時期は生後5-6ヶ月から始めるのが推奨されています。ここが実はmasaが小児研修をしていた時に言われたことは違って、masaの上級医は4ヶ月健診に子供を連れてきたお母さんに、ルーチンのように「どんどん離乳食をはじめてね?」と推奨していました。

とはいえ同じ4ヶ月と言ってもお子さんによっては成長スピードが違います。具体的に言えば、

背中を支えると首が倒れずに5秒以上は座位が取れて、
スプーンを口に入れても舌で押し出して来ないようになれば(ほ乳反射の減弱)

それが離乳食の開始時期です。うつぶせに寝かせて手で押し上げることが出来るようになれば開始、なんて指導をしている先生もいますね。【つぶしたおかゆ】からスタートしましょう。ちなみにmasaの家は4ヶ月になって直ぐ開始しました。先生の教えを守る真面目な弟子です(びびりながらですが、今の所すくすく育ってますね笑)。

とはいえ、多くの市販の本に書いてあるのは5-6ヶ月。

この本は育児初心者には本当におすすめですが(masa夫婦も娘の成長に照らし合わせています)、こちらにも5-6ヶ月と書いてあります。

しかし、それでもmasaの師匠はできるだけ早い離乳食の開始を勧めていました。それはなぜかというと、とにかく「食物アレルギー」にならないように離乳食を早くはじめてもらいたかったんです。そう、アレルギーが怖くて離乳食の開始を遅らせるママさんも多いですが、むしろ離乳食の開始を早めた子の方が後々アレルギーになりにくいと言われているんです!

ちょっと驚きですよね? ただ乳児湿疹で肌荒れ(特に口周り)がある場合は、その肌荒れに食物が曝露することでアレルギーが起きる、という機序が報告されているので生後2-3ヶ月の乳児湿疹は必死に保湿を頑張って離乳食開始までに治しましょう

乳児湿疹はまた後日記事にしますが、これはかなりmasa夫婦も苦労しました。根気強く奥さんがワセリンを塗りたくってくれたお陰で、今も娘はぴちぴちのお肌を手に入れています。

それでもアレルギーが怖い方。卵や牛乳、小麦のアレルギーが多いですが、残念ながら遅らせて食べることは予防にはなりません。ドキドキするかも知れませんが、トライしましょう。おすすめは平日の朝、つまり病院が開いている時間に試すのがいいと思います。何か合った時、夜だとより焦ってしまいますからね。

離乳食は捨てるもの?

新米ママさんに伝えたいのは、離乳食は食べないもの!ってことです。どこか矛盾している様ですが、本当に、最初はあかちゃん離乳食をぜんぜん食べてくれません。食べるかな?と思って、気合い入れすぎて準備しないでください。食べません。全くと言って良いほど。一口食べたら喜んで下さい。

少し言い過ぎましたね。でもそのくらいの心構えでいて下さい。

そもそも離乳食の時期をお母さんは、慣れない育児の闘いでぼろぼろのはずです。いくらパパが手伝ってくれたとしても、赤ちゃんの泣き声には生物学的にお母さんの方が反応しやすいので、夜に寝ているパパを横目に自分は寝不足で母乳育児。場合によっては乳腺炎になって痛みと格闘しながらも、意思疎通の取れない赤ちゃんと戦います。赤ちゃんによって違いはありますが、夜泣きや黄昏泣き、脱毛なんてのも重なってくる時期です。

そんな思い通りに事が進まないストレスが積み重なってきた時期に、更に襲いかかるのが離乳食。気合いを入れて、市販の物は使わず、体に良い物を自分で作って食べさせてあげたい!!そう思って頑張って作り、暖かさも頑張って調整し、今だ!と思って差し出した離乳食を全くと言って良いほど子供が食べない。

心が折れない方が嘘ですよね。

だからここで意識を切り替えてください。

離乳食は食べないものです。捨てる物です。

食べ物を捨てる行為に嫌悪感を抱えるかも知れません。

でもそういうものなんです。作り方が間違っている訳でも、赤ちゃんが悪い訳でもありません。そういうものなんです。

実際masaの妻も全く同じ思いでチャレンジして心が折れそうになってました。開始前から洗脳の様に「離乳食は捨てる物」とささやき続けたmasa妻でもこれですから、そんな準備をしていないママさんはそりゃあ高確率で心が折れてしまうはずです。

でも大丈夫。10回前後、根気強く上げると食べるようになります。これは考えて見れば当たり前のことで、初めての事は赤ちゃんでも怖いんです。いままで飲んでいた母乳やミルクは甘くてうまい=快楽だったのに対し、離乳食は色んな味があります。野菜は酸味や苦味があって、それを初めて体験した赤ちゃんは【腐っているかもしれない。毒かもしれない】と不安を抱えながら離乳食に直面します。

そんな食べたことのない味を感じた赤ちゃんは、吐き出すのが当然ですよね?その初めての味に慣れるのに10回くらいはどうせ食べないだろう、と思ってあげてみて下さい。

離乳食は市販のものも使うべし!

さて、ここまで読んで「離乳食は捨てるもの」という意識が染みついてきたところでもう一押し。離乳食は市販の物をどんどん使いましょう。え?と思った人も居るかも知れません。実際これも気合いの入っているmasaの妻は

えー?

って反応でした。ただママさんに与えられた時間は、多い様で実はかなり時間が少ない!頼れるものは頼りましょう。そしてなにより今の離乳食、めっちゃ考えられて作られています。むしろお母さんへの心のダメージを考えれば市販のもの推奨です。是非。

実際コスパも良く、栄養バランスも良く、ママさんへのダメージも少ないとなれば使わない理由がないくらいです。masa家は基本的に奥さんが作りたい!という事で頑張ってくれていますが、こないだ試しに試供品でもらった離乳食を食べさせたらめっちゃバクついて、奥さんはまた落ち込んでました。それくらいおいしく作られているみたいです(masaは食べたことがないので想像ですが)。

何事もほどほどにいくのが大事ってことですね。

奥さん目線で書かれた記事はこちらです。がんばって作っている記事はこちら

離乳食に関して、masa家で奥さんが見ている本はこちらです。
もちろん完璧に遂行はしていませんが、写真も多くてわかりやすくおすすめみたいですね。

食べむらがあるときどうするか

もう口が酸っぱくなるくらい言ってますが、離乳食を赤ちゃんは食べません。そうはいってもあまりにも食べない時どうするか。付け焼き刃的な話になりますが、masa家がしていることを紹介します。
1.時間を変える
 単純に気分でないだけかも知れません。少し時間を変えて再トライすると別人か!?というほど食べることがあります。
2.母乳(ミルク)を飲ませた後にトライ
 おいしいもので口を明けさせ、気分を乗せた後に食べさせてみましょう。母乳育児をしている人は母乳があふれ出ない様に注意が必要ですが。
3.1日だけでなく、3日間でどれくらい食べたかで考える
 気分が出ない時は誰にでもあります。あかちゃんだってそうです。1日ダメでも甘く見て、3日間でどれだけがんばれたかを見てあげて下さい。ちなみにmasa家は今日はめっちゃ調子良かったですね。
4.赤ちゃんの椅子が暑いだけ
 これが最近masa家の盲点です。masa家では下記のネムリラを買って、それを起こす形で現在離乳食をトライしているのですが、これ、背中がむれるみたいなんですよね。
ネムリラFF セサミグレー(1台)【コンビ】[ハイローラック バウンサー ハイローベッド&チェア]
 知り合いの先輩看護師ママさんからは「赤ちゃんはおっさんと一緒と思え」と言う格言をいただいた通り、赤ちゃんはご飯食べていると体温めっちゃ上がってきます。結果、汗をかいて不快感で食べなくなる、という流れですね。
 そんな時は膝の上で食べさせると続きもばくばく食べてくれます。ここ数日はmasaの膝の上でたべてくれるので、少し嬉しくなっている新米パパです。

後書き

いかがでしたでしょうか。今日は【離乳食】について、医師の視点+新米パパの視点から記事をまとめて見ました。苦労も多く、心が折れそうになっているママさんも多いかもしれませんが、この記事を読んで少しでも気持ちが軽くなってくれれば。
最後にもういちど、本日のまとめです。
「今日話した事」
・離乳食について
「見て欲しい人」
・離乳食と格闘している新米ママ
・食べ物アレルギーを恐れている新米ママ
「結論」
・離乳食は食べません
・アレルギーを怖がるならさっさと離乳食開始
・タダでさえしんどい育児、少しでも楽になるように市販を使おう!
以上になります。ではまた次回の更新でお会いしましょう。

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