○当日編
偉そうに当日編、なんて枠組みを作っていますが、
基本的には前回書いた記事と重なるのでこちらをチェック!
ただ、それに加えてやっぱり
「コロナ禍」でのチェックポイント
を1つ追加しておきましょう。
・コロナ禍でのチェックポイント2
ここは、もちろん研修先に考えている病院が
「コロナをみている病院か」
にもよるのですが。
まず前提として、
「コロナウイルス」をみている病院での研修の方がおすすめです。
人手を増やしたい、というわけではありません。。。
もちろん、
あ、私は最初から皮膚科にいきます!
とか
親が眼科なので・・・
という背景が有り、内科的なことに興味が無いならばここはスルーしてもらって構いません。
ただ、やっぱり医師という職業上、今後今回の様に
医療崩壊
新興感染症
という脅威に直面しないわけじゃあありません。
実際、コロナウイルスはステルス性の高いウイルスですが、その性質を分かった上で、きちんと対応すれば職員への感染はかなり抑えることができます(全くない、とはいいません)。
その対応方法や、考え方をきちんと上層部・上級医が初期研修医をはじめとするレジデントに指導している病院は、他の面でも指導体制がしっかりしている病院だと思います。
そして、今後別のウイルスが流行ったとしても、今回の経験はきっと身になるはずです。
さて、コロナを受けて入れている病院へ見学へいく。
その前提の上でここから先の話をします。
もちろんみる点は1点。
「コロナウイルス感染症」に対して、どのように対応しているか
です。
これについては、実際
医師以外の職種がどのような感染防護をしているか
をみてもいいですね。
医者がきっちり対応するのはもちろんですが、
その上で看護師といったコ・メディカルの人までに感染防護策が徹底されている病院は、間違いなく良い病院の部類にはいると思います。
教育を受ける前に、
皆さんの命を守る
という点で外せないポイントかな、と思います。
さらに、
研修医がどこまでコロナウイルスの診療に関わっているか
を確認しておくのも良いと思います。
もちろん、あまりにも人の手が足りず、やむなく対応している病院もあるとは思います。
ですが、初期研修医の皆さんは、あくまで「研修医」。本来は守られるべき立場の方々です。
救急当直など、自然と発熱患者さん達に晒されてしまう場合はやむを得ませんが、
初期研修医を危険にさらして、上級医は安全なところでみている
って病院は、やめておいた方がいいと思います。
もちろん、そんな病院がないことを祈っていますが。
コロナウイルスへの対応をみる。特にコ・メディカルや初期研修医の役割を
番外編:病院に行けない場合
さぁ、番外編の様に「病院に行けない場合」と書きましたが、イメージできますか?
そうですね。
取り組んでいる病院も多いと思いますが、zoomなどを使って、初期研修医と学生さんとのweb面談を設定している病院があります。
masaの病院も始めていますね」
これに関しては、先ほどお話しした
コロナウイルスへの配慮
という点ではポイントが高いですね。
やっぱり身を守る、という点はなにより大事ですから。
ただ。
やっぱり実際に設備をみたり出来なかったり、
研修医だけではなく事務の人もいたりと、なかなか聞きたい質問(お金や試験があるなら過去門のこと)が出来ないこともある、という点では、一概に見学とイコールには出来ないかな、と思います。
とはいえ。
初期研修医の子も基本的には皆さんのこと(直接病院に行けず、研修先を決めなきゃ行けないこと)を気の毒に思うはずなので、聞かれたことには何でも答えてくれると思います。
少なくともmasaの後輩は、そんな様なことをいっていました
Webの面談でしかないんですから、
悪印象もそこまで残りません。
というか、よほどの事をしないかぎりは短時間の面談ですから、記憶に残りません。
聞きたいこと、知りたいことをしっかり聞いて、
コロナ禍でも悔いのない病院見学
にしましょう。
後書き
いかがでしたでしょうか。
所々前回の記事と重なる所もあると思うので、一緒に目を通してもらうとより確実かな、と思います。
特に今回の記事では、
コロナウイルスへの配慮が、その病院にあるのか?
に注目してもらえればいいかな、と思います。
この記事がコロナ禍で苦労している医学生さんの助けに少しでもなることを願っています。
では最後に、本日のまとめです。
「今日話す事」 ・研修病院を探す時に注意すること verコロナ禍 「見て欲しい人」 ・初期研修先を探している医学生 「結論」 ・見学前も当日も、前回のポイントに加えて 「コロナウイルス感染対策」への配慮をチェック
以上になります。
ではまた次回の更新で!
2021/1/3 masa
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