緊張している医学生のために|病院見学Part 2〜当日編〜|おすすめの初期研修病院の条件とは

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医者看護師夫婦からの後輩へのアドバイス
この記事は約19分で読めます。
こんにちわ
masa

masaです

〜masaってこんな人〜
関西在住の内科勤務医で、病院〜診療所で勤務
外来から病棟、訪問診療など広い範囲で医療に従事
同い年の看護師の妻と結婚し、現在長女・長男が生まれ4人暮らし(妻育休中)
医師としての業務と父・夫としての育児に奔走中
Twitter、ブログ(ほそぼそyoutube)で医者看護師夫婦の日常の情報を発信中
より詳しい内容や妻について気になる人はプロフィールページを覗いていってください
今日のテーマは
病院見学:当日編
この記事を読んでいる医学生のあなたは、初期研修病院を決めるために先輩やレジナビなどにいって情報収集し、ようやく目当ての病院を見つけ、申し込んだところだとおもいます。
ただ、申し込んだはいいものの、病院見学の当日にどうすればいいのか。
もっと言えば、どのように振る舞えば好印象を残して終えられるか
そんなあなたの疑問に答えるべく、人気初期研修病院にマッチングし、実際に試験管を勤めたこともあるmasaが出来るだけ当時の気持ちを思い出しながら記事を書いていこうと思います。
少しでも参考になれば。
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晴れて初期研修医になれたあなたは是非ともこちらの記事もチェックしていってください。
また、今後社会人になったあなたは、これからお金のことも考えていかないといけません。医師としてのキャリアを考える上でもお金の話はとっても大事になります。こちらの記事も一緒に目を通して下さい。

 

病院見学当日編

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まずは落ち着こう。病院見学中の心構えとは

病院見学を控えてこの記事を読んでいるあなたは、まず間違いなく緊張されていると思います。

そりゃそうです。学生からしてみれば、病院なんて魔境です。

医者の先生は怖く見えるし、
秘書・事務の人も怖く見えるし、
患者さんからどう見えるか不安だし、
看護師さんはめっちゃ怖く見えるし。
何もしてないのにも関わらず、
masa

致命的なミスをしたらどうしようか

なんて考えて、勝手に緊張してしまったりしてしまいます。
でも大丈夫。前回の記事でも言いましたが
よほど突出した(良いor悪い)学生でなければ、
医療者の側の記憶には残りません
これは、医学生のあなたが当日一番話をすることになり、一番記憶に残るであろう対応してくれた初期研修医ももちろんです。更に接触の回数・期間が減る指導医や、事務職員、ほぼ関わらないであろう看護師を始めとする他職種からすれば余計に記憶に残りません。というか、残す事ができれば逆にたいしたものです。忙しい業務の間にそこまで気にする余裕なんてありません。
狭いスペースにたくさん学生が居る時は多少邪魔だなぁ・・・と感じることはあるかもしれませんが、その程度です。
大丈夫
あなたは気にするかもしれませんが、周りはあなたを見てません
だから当然ですが、ほどよい緊張感は必要ですが過剰に緊張をする必要はまったくありません。
大事なことなので何回もいいます
過剰な緊張は不要!
いまここで心に刻んで下さい。だから本当に必要最低限、あなたが社会人として、常識が守れている医学生として当日振る舞えれば言うことないです。
具体的に言えば、
すれ違う人に会釈でも良いから挨拶をする
言葉は出来る限り声を大きくしゃべる(空気を読んで)
そして
質問があればしっかり聞く
文字にすると当たり前のことですが、これだけ意識してできればきっと、皆さんを対応してる医者に
Dr.F

この病院での研修に興味もってるんだな

って思ってもらえると思います。

医者からの質問もあるよ!

注意点、というほどの注意ではありませんが、会話・コミュニケーションをしていく中で、あなたを対応している初期研修医の先生から逆に学生である皆さんに質問が飛んでいくことも多いです。この辺りは前述の【医学生→研修医】の質問が増える程、増えるかもしれませんね。ただ医学知識なんてのは必要ありません。コミュニケーションの一貫として、の質問です。
当然内容として多いのは、研修医が担当している患者の説明の中で、「○○ってしってる?」のような質問が多いとは思います。
ただ、もちろん答えられれば
masa

おぉ〜

とはなりますが、
たとえ貴方が答えられなかったとして、正直に知りません、と返答してもよほどの病院でなければ
masa

失格!!

なんて話にはなりません。
何度もいいますが、あなたがどんな人か、なんてなかなか研修医の先生も覚えてられませんからね。
また、医学知識を問う質問だけではもちろんなくて、
何県出身か。
何科に興味があるか。
どこの地方で研修したいか。
どんな研修病院をさがしているか。
日常会話の延長、コミュニケーションの一貫としても質問の方が比重は大きくなると思います。
もしかすると病院見学におびえている貴方は、学生のころの私の様に医学知識を詰め込もうとしているかもしれません。ただ、そんなことで備えるよりも
自分の事をはきはき伝える方がよほどポイントは高い
と思います。少なくとも、masaが好印象だったのは医学知識がしっかりしている人、というよりはコミュニケーション能力が高い人、だった印象です。ぶっちゃけてしまえば、学生の間の医学知識なんて臨床に出たらまだまだです。医学は覚えることが膨大ですからね。だから過剰におびえて備えるのは時間がもったいありません。
あと特におすすめしたい質問内容、コミュニケーション内容としては、あなたの方から
risa
○○が強い研修病院を探してます!
○○地方で良い研修病院ないですか?
などと初期研修の先生に聞いてみるのもいいと思います。と、いうのも目の前の医師はこの間まで同じ境遇だったわけですからね。自分がしらない研修病院の情報を収集する上で、初期研修医からの情報はとても貴重です。
もしかしたら「別病院の情報について聞くなんて、失礼になるんじゃないか」って不安になってる人もいるかもしれませんが、そんな心配は不要です。
ぶっちゃけ対応している医者は学年が上であればあるほど
Dr.F

是が非でもうちの病院に!!!

なんて思っていません。もちろんあなたが6年生で目の前の研修医が1年目であれば、来年一緒に研修を行うことになる後輩になるわけなので
Dr.F

良い子が来てくれば・・・

と思っていることは確かだと思います。ただ、目の前の医学生が
risa

別の病院も検討しています

と言われたところで、研修医の先生の機嫌が悪くなり、対応が変わることなんてまずありません。むしろ、万が一、あなたが病院見学している中で態度が変わってしまう病院があるなら、そこでの研修を考えるのは直ぐにやめた方がいいです(私見)。
とはいえそんな病院少ないと思いますけどね。むしろ有名研修病院の初期研修医達は、
Dr.F

○○病院も見学行ったけどおすすめだよ

なんていって、別の病院を進めてくれるくらいの人が多いんじゃないでしょうか。と、いうのも、その目の前にいる研修医の先生はあなたに勧められるくらい良い病院と比較して、それdめお結果的にその病院を選んで研修しているんです。もちろん研修医側がマッチング試験に落ちた、という可能性もありますが、それでも
色んな病院を見学に行った学生が研修先の候補としてマッチングに登録した病院
です。目の前の研修医の先生がいろんな病院の見学・マッチング試験に受けていればいるほど、あなたが病院見学している病院の研修病院としての質は、ある程度は担保されると思います。
なので学生の皆さん。
担当してくれた初期研修医にはどんどん質問しましょう!
繰り返しになりますが

先生は他にどこの病院に見学にいかれましたか?

が特におすすめの質問です。
レジナビなどにいって他に行きたい病院を探すよりも、よっぽど質が高くあなたが求めている情報が手に入ると思います。
さて、ここまではあくまで心構えについてお話しをしてきましたが、これだけでは今あなたが見学している病院が良い病院なのかどうか、はわかりませんよね。しかもこんなことは大学の授業では当然教えてもらえるはずがありません。大学としては、初期研修先も大学に残ってもらった方がありがたいですからね、きっと。
では病院を見学している時に、どんな項目をチェックすれば良いのかについて解説していきましょう。

 

ここに注目! 病院見学のmasa的チェックポイント!

masaが学生の時に何に重きを置いて病院見学をしていたかについて、少しでもあなたの助けになればと思い、リストアップしてみました。

せっかく貴重な時間と労力を割いて病院見学に行くわけですから、収集できる情報は余すことなく集めてやりましょう!

ただ、最近話題に上がっている【ハイパー・ハイポ】論争でいうと、masaが研修を送り、皆さんに推奨しているのは比較的【ハイパー寄り】の研修病院だと思うのでご了承ください。

良い初期研修先選びのポイント①立地

まず最初に紹介するのは【立地】。2年間と期間が決まっている研修なんだから、別にその期間は辺境でも問題無い!って医学生のころの私のような声が聞こえてきそうですが、そうはいっても場所は大事です。特に、交際相手がいる医学生であれば余計に重要なテーマです。なにせこれによって分かれる医学生カップルは山ほどいますからね。よーく話し合って研修地域は決めてください。

その辺りに興味がある方はこちらの記事を読んでください。

さて話を戻しましょう。いまこの時期を読んでいるあなたがもし進みたい地方がないならば、まずはそこを絞ることをお勧めします。なぜかといえば、日本全国で言えば研修病院は山の様にあります。そして当然、良い研修病院も山の様にあります。ただ、無限に病院見学をするわけには行きません。いくら医者と比べると格段に時間を使う自由度が高い学生さんとはいえ、あなたの時間はタダではありませんし、移動は疲れるし、費用もかかってしまいます。
だからまず
masa

○○地方で働きたいなぁ〜

なんて絞り方でも構いませんから、地域を絞ることをお勧めします。大丈夫、関東地方なら関東地方、関西地方なら関西地方にそれぞれ複数の良い研修先病院はあります。病院見学に向かう範囲もぎゅっと狭くなりますから、効率的の面でも格段におすすめです。
また、居住という観点では病院の寮をチェックしましょう!研修医の先生によっては見せてくれる人もいるかもしれません(masaは見せたことがあります)。いくら地方がよくたって、初期研修医の間はどうしても病院周囲が生活の中心になります。その中でもっとも重要な役割を果たしているといっても過言ではない寮周りをチェックできるなら、それに越したことはありません。
結局人間、どんな環境でも
「衣食住」 がとっても大事ですからね。言ってしまえば、
初期研修医がどんな生活をしてるのか
 を出来る限り病院見学の中でチェックしておきましょう!もちろん、悪い印象を植え付けすぎないように、厚かましくない範囲でお願いしますね。

良い初期研修先選びのポイント②研修病院としての歴史

 歴史、というと少し古くさい感じがしてしまいますが、私は【由緒正しい研修病院で研修を送るべき!】なんていうつもりはまったくありません。そうではなくて、初期研修医が居る環境・初期研修医に指導する風潮が病院全体にあるかをチェックしてみてください。
 と、いうのも病院見学をしていると、【初期研修医の教育に力を入れている】のは一部の科の先生(救急・総合診療科の医師が多い印象)だけで、他の研修科では放置orスパルタの病院も山ほどあります。なので、見学に行くときは2日にわけて見学し、それぞれ1日は総合診療or救急、1日は自分の将来進む可能性のある専門科を見た方がよい、なんてよく言いますね。もちろんその余裕があれば、です。なければ午前・午後で2つの診療科の見学を打診してみてもいいと思います(そのくらいの融通は利かせてもらえることが多いですよ)
 とにかくここで言いたいのは、あなたの見学している病院が
一部の先生が指導に熱心なだけではなく、
病院全体で指導する風潮があるかどうか
 ここで言いたいのはそれだけです。そんなの難しい、って声も聞こえてきますが、色んな科をローテーションする必要のある初期研修医にとってはとっても重要なポイントです。ぜひとも注目してみてください。

良い初期研修先選びのポイント③勉強会

 続いては【勉強会】。最近はコロナの流行った影響でWeb開催の勉強会も増えてきましたが、それでも内部で充実した勉強会が開かれる以上にありがたいことはありません。実際朝の勉強会が設定されている研修病院も増えてきています。初期研修医同士で教え合っている病院なんかもありますね。
 ただ、masaがこの記事を読むあなたにもう一歩踏み込んで注意して欲しいのは、
 上級医がその勉強会に参加しているかどうか。
 です。つまり、さっき紹介した研修医同士で教え合っている病院、よりは、上級医を巻き込んだ勉強会が開催されている病院の方がmasaとしてはお勧めです。初期研修医の先生を悪く言うつもりはないのですが、どうしたって
初期研修医が作るレクチャー
 と
 上級医が作るレクチャー
では質が違います。というか違わなかったらそれはそれで問題です。もしあなたが病院を見学している時に勉強会が企画されていたならば、レクチャーの内容というよりは
どの学年の先生が、レクチャーを担当しているのか。
そしてどのくらいの頻度であるのか。
 そこに注目してみてください。最悪内容には集中できてなくても構いません。その知識を修得するのは研修医になってからでも大丈夫ですからね。

良い初期研修先選びのポイント④研修医の数

つづいてのチェックポイント。こちらは病院見学をする前からわかることなので、masaは病院見学の一歩手前、事前の絞り混みに使いました。あなたがその病院で研修を開始した場合、同期が何人いるか、というポイントです。
と、いうのも初期研修病院は受け入れている研修の数にかなりの開きがあります。大学病院はそれこそ何十人と受け入れのキャパがありますが、市中病院ですら、大きい病院になれば同期が20人小さい病院ではそれこそ2人なんて病院があります。かなり幅が広いですよね。
あなたが
たった1人でもモチベーションを維持してがんばれるタイプなのか
まわりに引き上げられるタイプなのか
あんまり多いとしんどくなるタイプなのか
このあたりは一度時間をとって考えてみてもいいと思います。これまでの学生生活を振り返ってみて下さい。いくら自分自身の過ごし方、とはいっても初期研修の同期は大事です。少なくとも2年間は一緒で、当直の交換などの相談も必要になってきます。愚痴の言い合いももちろん大事です。
masa

いくら病院が良くても、同期が外れだったら・・・。

masaは最初研修先の候補に初期研修医が2人の病院も考えていましたが、リスクが高いと判断してそこは選択肢から外しました。意外と抜けがちなポイントですが、是非とも病院のHpをチェックして、初期研修医の募集人数を確認してみてください。

良い初期研修先選びのポイント⑤研修医のタイプ

続いて、個人的にかなり大事だと思っているポイントです。これは先程の項目と違い、見学にいった時に始めて分かるポイントで、初期研修医のタイプ分類になります。タイプ分類、なんていうと難しく聞こえますが、言ってしまえば目の前の研修医が体育会系か、文化系か、です。あなたの率直な印象でかまいません。
 もちろん
masa

先生は部活何されてました?

 と聞いても良いのですが、なかなか難しいと感じる人も多いと思うので、ぱっと見で、どっちか判断してください。そして、その印象が自分と一致するかどうか、が最も大事だとmasaは考えています。
たとえば、研修医の募集人数が10人の研修病院で10人が10人体育会系の病院だったら。
どんなに良い雰囲気の病院であっても、あなたが文化系の学生だった場合、その病院はあなたには合わないでしょう。どれだけ研修体制が整っていたとしても、きっとしんどくなると思います。
逆に、研修医の10人のうちに4人は少なくとも文化系っぽい先生がいれば。安全にやっていけると思います。4人いれば急な当直の変更にも対応できますからね。
もう少し踏み込むと、あなたの見学している病院に、
あなたに似ている研修医がいるかどうか。
そしてその人が上手くやっているかどうか。
 ここが一番大事です。もちろんそうはいっても個人差はあるので、似ているその人がOKだから必ずしもあなたがOK、となるわけではありませんがあなたにあった初期研修先選びの成功確率はかなり上がると思います。

少なくともあなたにとって絶対に無理、な病院は外すことが出来ます

あなたに似ている研修医がいるかどうか
に注目して病院見学を過ごしてみて下さい。もっと勇気があったり、打ち解けてきたら研修医の先生に、
masa

ぶっちゃけこの病院で僕、やっていけそうですかね・・・

と聞いてみるのも有りだと思います。
あと、この記事を読んでいるあなたが女性だった場合。病院の女性の研修医の割合も注目した方がいいと個人的には思います。過剰なまでの注目はもちろんいらないと思いますが、少なくとも
 自分が入った時に相談できる女性の先輩がいるかどうか。
については病院見学で確認できた方がよいかな、と思います。もちろん男性だから、女性だからで選別をすることはありませんが、それでも生物学的に男女差はどうしてもあります。年次が上の指導医が男尊女卑の考えを持っていないとも限りません。可能であれば
「自分に似ている人がいるかどうか」
に加えて
「女性がそもそもいるかどうか/楽しく研修を送っているか」
についても合わせて注目してみることをお勧めします。

良い初期研修先選びのポイント⑥指導医の数

 さて、すでに紹介した【勉強会】の話に絡んでくるのですが、指導医の数もとっても重要です。厳密に言えば、研修医の数に対して、指導医が何人いるかをぜひチェックしてください。比率が高ければ高いほど、研修医に指導が行き届いている可能性は高くなります(もちろん例外もあります)。はっきり言ってしまえば、指導医が少ない病院は、正直止めた方がいいと思います。
 指導を受けられるかどうか以前に、指導医がすくない分だけ、一部の指導医への仕事の負担が増える、研修医への仕事負担も増える
 ということになりますから。体育会系で体を動かす学生さんには向いている面もありますが、それでも医者の最初の2年間はある程度は手取り足取りの病院を選ぶことを私はお勧めします

良い初期研修先選びのポイント⑦給料

ここまで初期研修先選びについて、様々なポイントについて話してきました。結果的に【給料】は最後になってしまいましたが、あらかじめ言っておきます。
masa

誰がなんと言おうとお金は大事です。

 もう一度言います。
masa
お金は大事です。
あなたが研修を送っている間、
 どうやって生活するんですか?
 どうやって教科書を買うんですか?
 ストレス発散しないんですか?
これらすべてにお金が関わってきます。とうぜんお金は全てではありません。
risa

良い研修病院ならお金は安くても・・・

なんて考える学生さんもいると思います。実際masaも5年生まではその考えでした。
ただ
あなたが良い研修をしたいならお金が必要です!
具体的に言うと、お金が少ない研修をおくっていると
masa

このテキスト高いから買えない・・・

 なんてことがが絶対に起きます。あなたがこの考えをもった時点で、そのテキストは絶対にその時のあなたに必要なものです。ただ、それをお金が原因で諦めるのならば。その時点であなたの研修の伸びしろが減っている、ってことです。
お金が全てとは言いません。
お金を過剰なまでにもらえるところに行きなさい、とも言ってません。
ただ、あなたが研修病院を探すときに、
もう少し学生さんもお金にこだわってもいいんじゃないかな、
って思います。

最後に

長くなってしまいましたね。masaが思う初期研修病院のチェックリストは以下の様になります。
色々書いてきましたが。この中でもどれを重視するかは人それぞれだと思うのでそこは各自で調整してみてくださいね。
優先順位は人それぞれ
この記事を読んだ医学生であるあなたが、納得のいく初期研修選びができることを祈っています。もしなにか質問があればコメントorTwitterのDMまでお願いします。

病院見学を終えたらまずあなたがすべきこと:お礼の手紙

さて、最後になりましたが、緊張の病院見学が終わり。病院によっては研修医の先生達と一緒にご飯食べに行ったり、なんてこともあるかもしれませんね。コロナのご時世では難しいかもしれませんが。
で、なんとか家に帰ってきて、疲れ果てたところ申し訳ないのですが、お礼の手紙を書いておきましょう。めんどうならメールでも良いですが、インパクトがあるのはお手紙です。
病院によっては届いたお礼状を担当した研修医に配ったりもします(masaの病院もそうでした)。これに関しては、やらないよりはやった方がいい印象が残るので、手間を惜しまず書きましょう。
あ、100%その病院に行く可能性がないなら、やらなくてもいいですが。これは医学生として、というより社会人として、になるかもしれませんね。

後書き

前回、今回と2回に渡り「病院見学の方法・注意点」についてお話してきました。ただ、結局飛び込んでみて病院見学がどんなものかを体感してみるに越したことはありません。ぜひまず一つ目の病院見学にむかってみてください。

 

また、病院見学をすればそれで終わりではありません。次には「マッチング試験」が待っています。こちらの記事では恋愛面でマッチング試験が医学生カップルに与える影響、と題して記事を書いています。関係ある人も多いと思うので、こちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。

今回の記事が少しでもあなたの力になればうれしいです。今回は聞き流すだけでも構わないので、いざあなたが病院見学に向かう前日にもう一度読み流して確認してもらえれば。
最後になりましたが、このブログでは今後も医学生・初期研修医の役に立つ情報をまとめて発信していこうと思います。文字媒体ではこのブログですが、今後少しずつ動画媒体でYoutubeにも投稿していこうと考えています。こちらの動画はこの記事でも大事といってきたお金が初期研修の二年間でどれくらい貯まるのか?について解説しています。
興味があれば視聴・チャンネル登録をお願いします。
2019/06/01 masa (更新 2023/1/2)

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