【育児レクチャー1】子育ての不安を医者看護師夫婦が解消!【赤ちゃんの便秘】

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医者看護師夫婦からの子育てアドバイス
この記事は約21分で読めます。
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こんばんわ。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
masa家には待望の第1子が誕生し、妻と一緒にてんやわんやしている所です。まだ半年も経っていませんが、既に不安になることの多さよ。。。

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「これでいいの?」

と妻と頭を抱える事が多いです。学生〜研修医で小児科は回ったはずなのに・・・。

 

医者のmasaと看護師の妻の夫婦ですらそうなのですから、医療職でないご夫婦の第1子は不安になることがたくさんあるに違いありません。

特に一人目は静かに寝ている状況ですら、大丈夫かと心配になりますよね。

そう思い、今回のシリーズをまとめていこうと思います。

 

そんなレクチャーの今回のお題はずばり

【赤ちゃんの便通問題】

についてです。

 

では始めに本日のまとめです。

「今日話す事」
・新生児〜乳児の便秘について
「見て欲しい人」
・初めての子育てで不安な夫婦
「結論」
・機嫌が良い、ミルク飲めてる、嘔吐がないなら一安心
・時折顔を真っ赤にして気張る/週3日未満だと便秘ぎみかも
・浣腸のハードルは低く使おう(ただ先に医療機関受診がおすすめ)

 

こちらを読んで、記事に興味が出てきた方はこのまま本文に進んで下さい。

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<masa達で起きたこと>

まず始めに、赤ちゃんが誕生したご家庭の方。

masa
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おめでとうございます。控えめに言って、めちゃくちゃ可愛いですよねー。

本当に、他の家の子のことなんて目じゃないくらい我が子が可愛く感じます。masaも職業柄小児科を回ったり、救急で小児を見たり予防接種したりするので他の先生よりは小児の曝露は多い方、だとは思っていましたが、やっぱり我が子がダントツで可愛く感じます(親ばかの片鱗)

しかし、そんな喜びと表裏一体で子供が可愛ければ可愛い程に、本当に些細ないろんな事が不安になるものです。特に最初は、すやすや良い子に寝てる時すら、妻と「呼吸止まってないよね?」とびくびくしながらほっぺたつんつんしてました

masa
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今はもはや寝れるなら寝れるだけ寝かしとく方針になっています笑

そんな子育て終わったお母さん方からすると

risa

あるある。最初の子は何でも不安だよねー

という事柄について、医師というポジションを活かして勉強・まとめたことを共有していきます。この記事で、少しでも皆さんの不安が解消されれば嬉しいです。

 

masa達が新生児〜乳児の段階で直面した事で、本当に些細なことですがびくびくした事の1つめは、今日のタイトルにある便秘です。

 

そもそも、赤ちゃんがいない方(ともすれば居てもオムツを替えた事のないお父さん)は、赤ちゃんがどれくらいのペースで便を出すか知っているでしょうか

 

赤ちゃんは飲んでるのがミルク:母乳or人工乳だから、ほとんど出ないんじゃないの?

と思われるかもしれませんが、実はかなりハイペースで出ます(もちろん個人差があります)。腸管の吸収の問題もありますが、生後1ヶ月までの所では1日10回程度水様便(大人で言う下痢みたいなもの)が出る子が多いです。おしっこと合わせたら「こんなに変えるの!?」ってくらいハイペースでオムツを替えています。

 

masa

ベテラン看護師さん=母親に言わせれば、毎回変えなくても匂いに気づいたら、とかで大丈夫ですよー、って笑われましたが心配性で第1子の時は大抵そんなものです(体験談)。

 

その後、徐々に腸管の動きが整ってくると便の回数が落ち着いてきます(腸でしっかり水分を吸収してくれる)が、1日1-2回は出る子が多いですね。ここでもミルクと母乳の違いがあって、母乳の方が腸の動きが活発になるので便秘になりにくい(便の回数が多い)と言われます。

ただ、ここまで話したことも個人差があるので、1日1回きちんと出る子もいれば数日出ない子も居たりします。今回は特に心配になる(なってしまう)、数日出なかった時どうすれば良いのかについてお話ししていきます。

 

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個人差があります、なんて言っても、自分の子(なおかつ一人目なら余計)しか見てないんだから、「何%の確立でどうなります」って言われても不安ですよねー、大丈夫。医師看護師夫婦の私達も通った道(苦笑)。一緒に子育て頑張りましょう。

 

<新生児〜乳児の便秘について>

○便秘の定義

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そもそも皆さんは「便秘」という言葉の定義を知っているでしょうか?

ネットで調べて見ると、次の様な文章が出てきます。

大便の出る回数や量が異常に減る事、糞詰まり

 

その【異常】がわからないんだよ!!

って声が聞こえてきそうですね。大丈夫です、もう少し付いてきて下さい。
【異常】・・・つまり、医師がどんな時に「あれ?これはおかしいな?」と思うかに注意しておけば大丈夫です。

先に言ってしまうと、「○日便が出なければやばい」という、無条件で日数で病院へ連れて行きましょう!というものはありません。逆に言えば、このチェックポイントがOKならば4日間便が出ていなかったとして、焦って夜中の内に救急病院に行かなくても大丈夫

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便が出なくて心配なら、翌日の日勤帯に小児科の先生に相談に行きましょう。

では、どこを医師はチェックしているのかというと次の点になります。

<チェックポイント1:もしこの徴候があればすぐ病院へ>

○機嫌は良いか
○ミルク/母乳を飲めているか
○嘔吐がないか(ミルクの吐き戻しではなく)

 

基本的にはこの3つ(不機嫌、飲まない、嘔吐あり)が当てはまってこなければ、便秘だったとしてもそんなに焦ることはありません。これらが当てはまるとただの便秘ではなく、別の病気があるせいで腸管の動きが悪く便が出にくくなっている、と考える必要があるため病院で診察を受ける必要が出てきます(具体的な疾患については後述しますね)。

 

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あかちゃんは気まぐれなのでこれが当てはまって病院に連れて行っても、何ともないってこともあるのですがそれはご愛敬、ということで

意外と判断が難しいのが3つめの嘔吐がないか

子育て中の方は

 

あるある

と思って頂けるかも知れませんが、横隔膜の発達が未熟なので赤ちゃんって意外と何でも嘔吐します。ミルク飲んだ後にげっぷが上手く出来ないと、胃の膨満感(張ってる感じ)が気持ち悪くて吐いちゃいますし(クペってミルクを吐き出すイメージ)、ごほごほ咳き込んだ後にそのはずみで吐いちゃいますし、GERD(胃食道逆流症:TVでは呑酸の症状で良くCMしてますね)で気持ち悪くて吐いちゃいます

共通して言えるのは、繰り返す事がなく、1回だけの嘔吐で、他の項目(機嫌が良く、母乳・ミルクが飲めている)が当てはまらないならば心配入りません。様子を見て上げましょう。

ただ繰り返していて機嫌が悪く、母乳を飲めないなら病院へ連れて行き医師の診察を受けましょう。もちろん不安だったら医療機関受診で問題ありません。

masa

大丈夫です、医師である僕も連れてこうかと葛藤するくらいですから。
ん?安心になりませんかね?

もしさらに余裕がある方/慣れてきた方は、左下腹部(おへそと左足付け根の間くらい)を触ってみて、硬いものが触れないかは見てみてもいいかもしれません硬ーいものが触れる様であれば、硬い便が溜まっている証拠です。ただ子供は(特に赤ちゃんは)動くし泣いたりすると腹筋のせいで硬く感じる事もありますから、分からなくてもそんなに気にしないでくださいね。

 



 

赤ちゃんの便秘とチェックポイントを見た後は、ここからはただの便秘と見せかけた別の病気について少しお話ししていきます。

便秘に見せかけた怖い病気(特に生まれたての場合)

腸重積:2歳まで(主に半年頃:急性発症の便秘)

まずERに来た乳幼児を見た時に、研修医が

とにかく見逃すな!

と指導されるのがこの「腸重積」です。

疑うキーワードとしては【嘔吐・機嫌が悪い、血便】です。さっきあげたチェックポイントの2つがランクインしていますね。血便については「イチゴゼリー状の便」なんて言われたりします。興味がある方は画像を調べて見て下さい(ここには乗せません)。

ただ、血便が無く「嘔吐・機嫌が悪い」だけで来院するお子さんもいるので注意が必要になります。と、いうのが、腸重積はその名の通り、腸管が蛇腹のように嵌まり込んでしまい、便がその先に行かなくなってしまっている状態を指すのですが、発症から24時間以上経過すると嵌まり込んでいる腸が壊死して手術が必要になってしまうこともあるんです。そのため超音波検査などで診断が付いたら整復をトライするのですが、それでもだめなら手術になってしまいます

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怖い病気ですよね?

さて、ここで注意が必要なのが、「機嫌が悪い」の項目です。実は腸重積の不機嫌には少し特徴があって、機嫌に波があります。医学的には【間歇的啼泣】っていいますね。

皆さんも人生で一度くらいはお腹を下した経験があるとは思うのですが(ない方はごめんなさい)、その時のお腹の痛み方って痛みの強さに波がありませんでしたか? これは腸がうねうねと動く時に、激しく動くときと落ち着く時を繰り返しているため激しく動くときは痛みがきつく、落ち着く時は痛みが和らぐためです。腸重積も腸が嵌まり込んでいるのが原因になるので、腸が動くときに嵌まり込んだ腸管が締め付けられて痛みが強く赤ちゃんは泣き叫ぶ、しかし和らぐと次の瞬間にけろっとしている、なんて状態になります。

チェックポイントの嘔吐の所で、「1回だけなら様子を見る、繰り返すなら病院を」といったのはその為です。なにせ赤ちゃんは気分屋ですから、一回だけの判断ではむずかしい。もちろん連れて行って何ともないこともありますが、

手術も考えられるような病気がないことが分かっただけでも連れてきて良かった。一安心!

ってなると思いませんか?

他の病気:Hirschsprung disease

難しい名前の病気ですが、簡単に言えば腸管に「動け!」と指令を出す神経の病気になります。指令は出るのですが、受け手側(腸側)の神経が反応しにくく、腸の蠕動がゆっくりになってしまう結果、便が出にくくなってしまう病気ですね。

こちらは生まれた時から(原因が別にある二次性の物もありますが)動きが悪いので、腸重積とは違い、繰り返す・慢性的に(2ヶ月以上)便秘、という子に稀にいる病気です。焦って夜の内にERへ、ということはないと思いますし、その場合は便秘で相談した小児科の先生から大学病院などの大きな病院に相談されることが多いので、お父さんお母さんは名前は知らなくてもいい病気ですね。

母乳不足/牛乳アレルギー

こちらも慢性的な便秘で、でもさっきよりは身近な病気ですね。ふたを開けてみると実は原因がミルク・母乳にあった・・・という様なケースです。

先ほど母乳の方がミルク(人工乳)よりも腸蠕動を促進しやすい、というお話しをしましたが、まさにそれも関わってくる所ですね。母乳が足りず、腸の動きが足りない、というケースです。また、単純に水分量が足りていないと便秘になる(便の水分が少ないので硬くなってしまう)ことがあります。

牛乳アレルギーに付いてですが、最近慢性機能性便秘症(つまり、6ヶ月以上に亘る慢性的な便秘で、原因が特に見つかっていない便秘)の子で、ミルクをやめると便秘が良くなった、という子の割合が多い事が報告されています。厳密には牛乳アレルギーの中でも分類はあるのですが、個々では「牛乳が原因で便秘になることがある」とだけ豆知識で抑えてもらえれば。わかりやすい子は便が赤くなったりとなにかしら他の症状がでることもあるのですが、便秘だけ、だとなかなか分かりにくいですよね。

 

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特にわかりやすくぽつぽつが出てきたり、アナフィラキシーのように息が苦しくなったりするわけではありませんから。

この時も血の検査でアレルギーをチェックし、牛乳をやめて症状が改善するかチェックすることになります。

 

母乳保育についてはこちらの記事もチェック!

 

 

では怖い病気や慢性便秘症の原因になる病気をさらっとチェックした所で、ここからは上の怖い徴候・病気はなさそう。ただやっぱり便が出にくい・少ない気がする、という子でチェックする項目を見ていきましょう。

 

<チェックポイント2 もしこの徴候があれば便秘ぎみかも>

①顔を真っ赤にして気張る様子がないか
②週に3回程度排便があるか
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いかがでしょうか。もし我が子に当てはまってくる場合、お子さんは便秘気味なのかも知れません。

赤ちゃんは気まぐれですが、腸管の動きも気まぐれなので便の間隔はまちまちになることは良くあります。実際うちの子も4日便が出なくてやきもきしたと思えば、そこから連日3日大量に便が出て「貯めすぎ!」と妻と安堵しながら赤ちゃんに怒った(もちろん冗談)ことがあります。

よーく考えると、のびのびをするときに顔が真っ赤になることもあり

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きばっているのかな・・・

なんて思っていましたが、うちの子もすこし便秘ぎみなのかも知れません。とはいえ、だから今すぐ何かをしなければ、ということはありません。ただあまりにも便がでない期間が長く、週に3回未満になってくると癖付いてしまうことがあるので注意が必要です。たかが便秘、とはいえ、小児の子の急な腹痛で病院の来る内のほとんどは便秘です。外来やERで浣腸すると直ぐ良くなって帰って行きますが、これを防ぐには排便習慣をしっかりつけてあげる必要があります。ここから家庭で出来ることをお話ししていきますね。

明らかな原因がない便秘(医学的には機能性便秘といいますが)が多い時期としては離乳食開始やトイレトレーニング、通学の時期が多い、といわれますね。

+α 周囲の環境も排便に多いに影響!

ちなみに赤ちゃんは超が付くほど敏感で、育児環境が変わると便秘になることがあります。母乳やミルクのペースも変わらないのに赤ちゃんの取り巻く環境が変わっただけで便秘になってしまうんです。

と、いうのもこれが我が家で起きたイベントです。それまで毎日1−2回の快便を保っていたベビーが、妻が少しの間実家に帰っていただけで4日便が出なくなりました。幸い上のチェックポイントには当てはまらず、

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あと1日でなければ浣腸も考えようかな

と考えていたら大量に便が出てきたので一安心。「浣腸というワードに危機感を感じたのかもしれませんが」そして、我が家に戻ってきたら、それ以降は快便が続いている、という次第です。

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パパ効果、と思うと嬉しいですが、自宅が落ち着くと感じてもらっていると思うと嬉しいですね(思い込みかもしれませんが)。

なので、赤ちゃんを連れて泊まり込み、実家に帰省or実家から戻る時は、いつも以上にこれから話す予防をトライする必要があるかもしれません。

 

ではいよいよ、

我が子が便秘なのは分かった/便秘が怖いのは分かった。では家でどうしたら良いのか、何をしたら良いの?

という方の為の話をしていきます。

便秘の予防:便秘気味なのであればぜひトライ!

便秘のもたらす悪循環3つ

これから紹介する事は、「便秘の予防」と書いてますが、そうかしこまらず「便秘かも」とおもったら日々こなす事をおすすめします

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masa家も実際に取り組んでいますよ。

と、いうのも。便秘って本当に悪循環で放っとけば放っとくほどどんどん悪くなってしまうんです。

便が硬くなるのってそもそもが大腸で便の水分を吸収しすぎる(腸の動きが悪くで大腸にいる期間が長すぎる)ことが原因になるんですが、どんどん水分が取られていくので、便がある期間が長ければ長いほどどんどんどんどん硬い便になっていってしまいます(悪循環1つ目)。ですので、便があまりにも続きすぎる時は一度出してしまう事が推奨されます(後述します)。

また本来便が腸の下の方(直腸)にあると、体が反応し(細かくは割愛、詳しくしりたい方は医学書を読んでみて)便意を感じた結果、

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トイレに行きたい!

となるのが普通です。ですが、あまりにも便が直腸にある期間が長くなってしまうと体が反応しなくなってしまいます(悪循環2つ目)

何だ・・・どうせでないんだろ?

という様なやさぐれた腸をイメージしてもらえれば。そして、結果どんどん便秘になってしまう、ということですね。

以上の2つの機序は生まれて直ぐ、小さい内から便秘に拍車がかかっていく、ので、早い内から便秘対策=排便を習慣づけるのが大事です。今回は乳幼児、つまりオムツを着けている子を話題にしていますが(masaの子がその年代のため)、もう少し大きくなってくると、硬い便を出すのが痛いから、トイレに行くのが怖くなり、トイレトレーニングもはかどらない上にますます便秘になる、という悪循環(3つ目)も起こってきます。早めから準備しておきましょう。

 



 

masa家もやっているおうちでできること

ここからはおうちで直ぐ出来る便秘対策、特にmasa家もまさに現在進行形で行っている事を紹介します。

今すぐしないと!

毎日3回!

などと焦る必要はありませんが、この中で出来る物から、特に便秘ぎみかな?と思う方は1日1回は試してみましょう

1.お腹マッサージ

これは有名ですね。おばあちゃんの知恵のように語り継がれている、お腹マッサージです。自分が小さい時にされたのを覚えている方もいるのではないでしょうか。

具体的にはおへその上に手を置いて、時計回りにお腹をなでて上げます。ポイントは「なでて上げる」ということです。赤ちゃんのお腹は柔らかいので、「さぁマッサージだ!!」と気合いを入れてしまうと押し込みすぎてしまうことがあります。それはそれで「嘔吐」の原因になってしまいますからね。あかちゃんとのスキンシップのつもりで、腸が動いたら儲けもの、と気軽な気持ちでお腹をなでましょう

 

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たかがマッサージと侮るなかれ、うちの子は結構これをした次のおむつ交換で出てしまいます

 

2.足の運動

これも有名ですね。赤ちゃんを寝かせ、両足を持って足踏みをするように動かします。ポイントは足を上げた時に出来るだけお腹に太ももをくっつけるように動かす事です。

そうすることでお腹が適度に圧迫されて、腸の蠕動をうながす、と言われています。

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やっぱり適度な運動は大事なんですね

実際に赤ちゃんとは真逆ですが、高齢の方も行動範囲が狭くなりベッド上の生活になったとたんにこれまでなかった便秘に悩まされることがとても良くあるんです。腸を直接刺激するだけで無く、活発に体を動かして上げると便が出やすくなる、とイメージしてもらえれば。

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スキンシップの時にお腹マッサージと一緒に試してみましょう。

3.綿棒での肛門マッサージ

こちらは少しハードルが高く感じるかも知れませんね。言葉の通り、綿棒を使って赤ちゃんの肛門をマッサージしてあげます。綿棒は赤ちゃん用のサイズが売られているのでそれを準備しましょう。赤ちゃんの耳垢のそうじのために購入しているご家庭も多いのではないでしょうか。

その綿棒の先にオリーブオイルやワセリン(皮膚に塗る保湿剤:ベビーワセリン)をつけて潤滑剤にします。そして、赤ちゃんの肛門に挿入!!するわけではなく、まずは肛門の周囲を優しくなぞってあげましょう。これだけでも十分むずむずして刺激になります。

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赤ちゃんの気持ちは分かりませんが、masa家はこれで出ることもあります。

そして、その後に綿棒を肛門にゆっくり入れます。この時も入れすぎないように注意しましょう。入れるとしても、綿棒の先が丸くなっている部分が半分も入れきらない程度までにして上げて下さい。そして入れ終わったら円を描くように10秒ほど刺激をして上げて終了です。

もし赤ちゃんが不機嫌になり泣き出す場合はやめましょう痛み・不快感が強い証拠なので、次回やる時も潤滑剤の量をたっぷり増やして試して上げて下さい(とはいえ言葉だけでは伝わらないと思うので、何を隠そうmasaが参考にしたページはこちら)

とはいえこのマッサージで一気に出すのを期待してやろうとすると押し込みすぎてしまい、赤ちゃんが不快感で不機嫌になってしまうのでほどほどに、という意識で行いましょう。無理矢理にでも出す!!ではなく、ほどほどに刺激してタイミングを早めるというイメージで。

masaの家では、便が規則的に出ていてもこれら3つ共にお風呂上がりにすることにしています。masaがやる事もあれば(基本masaがお風呂担当:間に合えば)、妻がやってくれることもありますし、一緒にやる事も多いです。

初期研修医の時、小児科の先生が言っていた

習慣づけるのが大事だよ。順調に便が出ていても続けてやって上げて!

という教えを遵守しております。手間もありますが、是非皆さんもご一緒に!

+α 保湿も大事。おむつかぶれを探す!

少し話がずれますが、肛門の周囲が荒れる=おむつかぶれの痛みで便を出しにくくなっている子もいます。おむつ交換の時にお尻が赤くなっているときはほとんどそれです。

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masaの子ももれなくそうでした。

ワセリン(保湿剤)をぶ厚めに(第一関節の長さくらい出して)お尻にぬって上げるとすぐに良くなります。このページで皮膚の保湿について触れるのはこれくらいにして、また次回皮膚の保湿の話はさせてもらいます。便秘の子は切れ痔などの合併症にも注意して保湿してあげてください。

ではこの次は、こうした予防も行った上で、それでも便秘になってしまった時どうするかについてお話ししましょう。

 

便秘の治療

治療、と大きく言ってみましたがあくまで大事なのは便秘にならないこと、つまり予防です。それを分かった上で、masaがここであなたに伝えることはこの二つ。

 

・浣腸のハードルは低く使おう
・ただ先に医療機関受診がおすすめ

 

特にお子さんが小さく4ヶ月を迎えられる前は基本的に病院受診のハードルは低く持ちましょう。抱え込みすぎて爆発(症状が悪化)してしまっては元も子もないですし、親御さんが不安を抱え続けないためにも病院受診は気軽に(こんな言い方すると怒られるかもしれませんが)行いましょう。

そして【浣腸】というと怖いイメージがあるかも知れませんが、きちんと使ってあげればとても有効な薬です。便秘でもだえ苦しんでいる子供さんが、浣腸をするだけですっきりして帰って行く場面は良く見ます。そして、良くある誤解ですが、浣腸がくせになることはありません

癖になる=耐性、と言い換えますが、便秘薬の種類によっては耐性化してなかなか効きにくくなる薬もあります

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ただ、浣腸は耐性化はしません。

むしろ、浣腸も使わず「便は頑張って(苦しんで)出すもの」とお子さんにインプットされてしまうと、トイレを怖がりますます便秘になっていってしまいます。

なので、受診の上でお医者さんが

家で浣腸を使ってみて下さい

と言われた時は、恐れずしっかり使いましょう。ただ、お子さんが大きくなってくると肛門を刺激・薬を入れること自体が嫌になる子もいますから、出来るだけ対策は早めに始めましょう。

 

基本的に乳幼児〜小児の便秘は一過性、つまり一度浣腸で解消されてしまえば長くは続かないことが多いですが、稀に便秘を繰り返すお子さんもいます。その時は大人と同じで便を柔らかくする薬を飲んだり、腸の蠕動運動を刺激する薬と飲んだりしますが、とても稀。

とにかく便秘で苦しんで居るときは浣腸のハードルを低くして、しっかり使う
でも優先順位はまず病院・クリニックに相談をお願いします。

 

masa夫婦のおすすめ本

下記は本記事の参考にしたり、実際にmasa夫婦が家に置いている本になります。興味があれば是非手にとってみて下さい。

【参考図書】・・・医療従事者向け

HAPPY!こどものみかた[本/雑誌] / 笠井正志/編著 児玉和彦/編著 上村克徳/編著

→ より医学的に詳細にしりたい人はこちら。ただどちらも専門的な本で医療従事者が読む本です。

【おうちで読むのにおすすめの医学図書】


→ こちらも「医学雑誌」という部類ですが、タイトル通りかなり読みやすい本になっています。一家に一冊あると、子供に何か困った時に医学情報がわかりやすい言葉で書いてあるので読んで安心出来るかもしれません。

【育児全般として読むのにおすすめ図書】

→ とにかく読みやすい本です。離乳食や授乳についてもかなり詳しく具体的に書いてあります。値段もリーズナブルなのでおすすめの一冊ですね。


→ 子育て全般についてしりたい人はこちら。助産師の筆者がたくさん赤ちゃんを取り上げてきた中でお母さんに伝えたい事が書かれています

後書き

今日の記事はいかがでしたでしょうか。
最後に、もういちど本日のまとめです。

「今日話した事」
・新生児〜乳児の便秘について
「見て欲しい人」
・初めての子育てで不安な夫婦
「結論」
・機嫌が良い、ミルク飲めてる、嘔吐がないなら一安心
・時折顔を真っ赤にして気張る/週3日未満だと便秘ぎみかも
・浣腸のハードルは低く使おう(ただ先に医療機関受診がおすすめ)

以上になります。

たかが便秘ですが、親御さん(特にお母さん)にとっては不安の種。この記事が少しでも皆さんの不安解消につながれば。masa夫婦が直面した悩みの順番にまとめていく、というわけではありませんが特に一番焦った順にまとめていけたら、と思います。次回は【赤ちゃんの皮膚のケア〜乳児湿疹〜】についてまとめられたらと思っています。興味があれば立ち寄っていって下さいね。

ではまた次回の更新で。

2021/4/8 masa

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