筆記(小論文・医学知識) 〜実際に出た問題もあるよ〜
<医学知識>
ただ問題点が一つあって、問題の難易度は病院によって違います。その病院で勤務している指導医が作成している問題なので、問題を作った先生が優しいかどうかにもよってきますね。ざっくり分けると③段階で
に分かれます。
医学生の身分では、①、②はなんとか対策できたとしても、③なんて、どうあがいても対策は難しいですよね。ここで重要になってくるのが【過去問】です。受験した医学生には頭の良い方がいて、自分が受験した時に出た問題を復元している強者の方がいるんですね。そしてそのデータを引き継ぎ引き継ぎで今の初期研修医が持っていることが多いです。
正直③のレベルの問題では受験生の点数は差がつきません。ポイントは過去問を手に入れ、模範解答を作ったかどうか。個々に尽きます。
実際、内部事情を話すと指導医の先生も忙しいため、秘書課などの事務方から「今年の試験問題をください!」と言われても忙しいから「去年の問題を使っておいて!」なんて返答している先生が大体です。なんなら秘書課の方から【お忙しそうなので、昨年の問題の踏襲でもいいですか?】なんて聞かれることもあります。
なので、やはり学力試験については、特に難易度の高い学力試験を設けている病院の場合は、過去問を初期研修医から手に入れることが出来るだけのコミュニケーション能力を備えているかどうか、と確認する試験と言えそうですね。優しい研修医の子は向こうから言ってくれることもありますが、忙しくて忘れてしまうこともあります(悪気はなく)。なので当日もらえなくても後日質問するためにメールアドレスを聞いておく、なんてのがベストかもしれませんね。
<小論文>

と、言っても国語力がないmasaも切り抜けられたのでご安心を!
これに関しても後で紹介するテキストを読めば大抵記載してありますが、一番はとにかく書いてみる。例題を見つけて、何個か小論文を書いてみるのが一番です。また、病院によっては小論文の問題が例年一緒、という病院もあります(masaの病院もそうでしたが、masaの受験の年に変更となり、対策をしといて良かったと切実におもいました。。。)
また、書くだけではなく他者にチェックを受けるのも大事です。もちろん友人でもよいかもしれませんが、きっちり添削をしてもらう、という意味では恥ずかしいかもしれませんが親にチェックをもらうのが一番いいかもしれませんね。
例題はたくさんありますし、これに関しては医学に特化したテキストでなくとも【小論文・書き方】などと書かれているテキストでもよいかも知れませんが、masaは【ハローマッチング】で事足りました。

万能ですね。
ちなみに、当日ぶっつけ本番で出す場合と、願書の出現の時に一緒に提出する(一次試験)場合がありますが、masaの場合は両方のパターンがありましたね。
例題としては以下のような問題です。医学生さんはぱっと、どんな風に文章を書こうかイメージ出来るでしょうか。
<masaが出題された小論文> ・どんな初期研修を送りたいか? ・○○依存が叫ばれる世の中だが、自分は何依存だと思うか?
超絶ここだけの話。マッチング試験の評価の内訳は?
<マッチング採点内訳>
・面接5割
・小論文2割
・筆記2割
・その他1割(研修医評価や履歴書など)

つまりほぼ面接ですね。人間性がいちばん大事ってことでしょう。

当時より見学対応を中心にした初期研修医の意見を重用する傾向が出てきたみたいですね。
とはいえやはり短期間の病院見学の時間だけで(長期間の実習となると話は別ですが)この人とは合わない/ぜひ来て欲しい!となるかと言えば、やっぱり珍しいので学生さんはやっぱり緊張しすぎない方がいいと思います。
マッチング対策のおすすめ参考書
masaもこの本での対策しかしていませんでしたね。

こんなサイト見ずに本を読んだ方がいいかもしれません(小声)
では最後に、実際masaは何件のマッチング試験を受けたのか、そして面接官をした感想、そしてこれからマッチングを受ける方へのアドバイスをして記事を終わります。
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