今日は夫であるmasaから看護師妻の育休風景を見て思った事を記事にしていきます。
結論から言えば、
看護師さんは一般の方よりも育児が上手いのではないか
というお話です。
という人も、理由が気になる人も読んでいってください。
masaの妻のこれまでの葛藤(夫目線で気がついたこと)を含めて記事にしていきますね。
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看護師さんの勤務について
まず、看護師さんの勤務について復習していきましょう。
前回の記事でも妻が説明してくれていますが、僕たち医者も忙しいですが看護師さんの勤務も多忙です。医者とは違って
交代性なので、休みじゃないときに呼びだしなんて事はありませんが、それでも
夜勤もあり一般の職業よりは不規則な勤務スケジュールです。
また勤務中もハードで、予定通りに仕事が運ぶ事も稀(妻の努めている急性期病院では特に)です。急な入院も飛び込んできますしね。
看護師さんの仕事の忙しさについて箇条書きすると次の様になります。
夜勤当たり前
夜勤明けで活動(遊びにいったりなど)も当たり前
急変など、突発的な仕事への対応も
オムツ替え、食事介助といった介護の仕事も多い
そのため結果的に言えば(医者もそうですが)マルチタスク(複数の仕事を同時並行で勧める能力)が当たり前で必要不可欠な職業です。
急性期病棟看護師の勤務スケジュールはこちら
では続いて看護師の仕事と育児の共通点をまとめてみます。
看護と育児との共通点
夜なきで起こされる(育児)
→ 夜勤してるのと一緒(看護師妻談)
夜なきで寝られなくても朝活動(育児)
→ 夜勤明けで活動するのと一緒(看護師妻談)
→ ただお母さんには看護師さんの【明け】のような、完全off!の時間がない事に注意が必要です。
この辺りはお父さんが気を配ってあげないとだめです。masaも忙しいを言い訳にしないように、美容室など妻が出かける時間、娘を見てあげるようにしています。
ちょっと目を離すと泣き出す(育児)
→ ADLで介助必要な患者さん(看護師)
オムツの交換は共通
(対象年齢は違いますが、大人に比べたら容易 by妻)
→ オムツを交換する時は脚の動きが問題になりますが、masaは娘のじたばたに苦戦しています。が、看護師の妻は慣れているのかさささっと交換してくれています。それも体格の大きい患者さんの交換で慣れているからでしょう。
そしてなにより、育児も看護師の仕事も、マルチタスクが当たり前です。
ぐずる娘の相手(あやし、ねかしつけ、離乳食作りなどなど)をしながら、掃除や洗濯、そしてmasaのお弁当まで毎日かかさず作り続けてくれています。
実際のmasa妻の育児風景(出生〜5ヶ月まで)
出生から3ヶ月(首が据わるまで)
乳児湿疹や少しのあかちゃんの行動や訴えの変化が心配を呼びこみます。例えば母乳の飲み、体重の増加量、排便の有無などですね。周囲のあかちゃんとの違いを気になり出すのもこのころです。今と比べると、妻が育児に関する情報をネットで検索をしている姿を良くみた気がしますね。
また、masaが医者であることもあり、日中のどんな些細なこともちょくちょくLineで相談が来ていました。湿疹が出た場所や、便の事、不機嫌な様子などなど。それを職場のママさん看護師に直ぐに相談するmasaです。
また当時は首が据わっていなかったこともあり、寝ている時に呼吸をちゃんとしているかを必死に2人で夜中に確認したのもいい思い出ですね。乳幼児突然死症候群が多いのもこの時期なので、余計に不安でした。
生後3ヶ月〜5ヶ月まで
続いて、首が据わりだしたこの頃は(今もありますが)【離乳食への葛藤】が高まっていた時期ですね。いつからどのような物を食べさせるべきか。最初は食べてくれない事も多いので落ち込む妻に、ひたすら「離乳食は捨てるもの」と言って聞かせたのもいい思い出です。
masaの離乳食の考えはこちらの記事を参考にして下さい。
また、他には予防接種への不安も出ていましたが、こちらはmasaが普段予防接種を頻繁にしている事もあり不安のカバー出来ていたと思います。
そして、人と話すことが出来なくてしんどい、という訴えがでていたのもこの時期です。特にコロナが流行していた事もあり、友達が遊びに来れなかった事も影響していますが、(まだしゃべれない)娘と2人だけの時間が長く、会話する相手が帰ってきたmasaしか居なかったので、ストレスも強かったと思います。
という訴えもよく聞いていました。この時期にお父さんがカバーできないと、周産期うつに一直線になってしまうので注意が必要です。お父さんの腕の見せ所ですよ!
【うつ】についてはかなり前の記事になりますが、こちらを参照ください
お母さんとして、妻と妻の友人(一般職)との違う点
masa妻の友人から聞く話ですが、初めての赤ちゃんの育児なので当然ですが、育児だけでてんやわんやな人が多いです。妻ももちろん平気ではないでしょうし、masaに見せていない部分もあると思いますが、娘が誕生してから今まで妻がmasaに話す不満点としては「話し相手がいない」に尽きます。
とか
とかは聞いた事がありません。
この間、妻に、そういえばないね、って確認したら、
たしかに。夜なきはしんどくないかも、夜勤みたいなもんだし。
なんて返答がありました。
看護師さんってやっぱり容量がよくて慣れるのが早いのかもね
と聞いてみると、妻の先輩ママさんNsも皆さん職場復帰が早く、育児の苦労を強く語られることはない様です(妻が聞き出せていないだけかもしれませんが)
そもそも女性はマルチタスクが上手と言われますが、看護師さんはその最たる方なのかもしれませんね。
男性の皆さん、看護師さんを奥さんにいかがでしょうか?(もちろん全ての看護師さんに当てはまるわけではないでしょうが)
【妻から見た、医師と看護師の交際記録はこちら】
【masaが考える医師との出会い方をまとめた記事はこちら】
https://nextmed-at-home.com/doctor-nurse-couple-advice/romance-strategy1
結論
育児はマルチタスクを常に要求される仕事。看護師と共通点も多く、看護師ママさんも育児が上手い(イメージあり)
少なくともmasaの妻も、初めての事に戸惑いながらも娘の育児に順応してくれている気がします。masaは今後とも妻が楽しく娘(と育児)に向き合ってくれるよう、手助けしていきます。
先輩医師からも
という言葉を賜っていますからね。
後書き
いかがでしたでしょうか。
今日は少し珍しい着眼点で、看護師さんが如何に育児に向いているか、と言う話をしてみました。もちろん、結婚するにあたり最初からそこまで考えて付き合っているわけもないのですが、よくよく考えると育児のようなマルチタスクになれているのが、看護師さんという仕事なのかもしれません。
ただただ、看護師の業務が多忙、というだけなのかも知れませんが、少なくともその業務を容量よくこなすことが出来ている方は、育児を幾分乗り越えられやすいかもしれません。
病院の先生、そういう目で将来の相手を捜してみてはいかがでしょうか(^^;)
今回の記事は以上になります。
ではまた次回の記事でお会いしましょう。
ちなみに、妻がYoutubeをはじめました。看護師をしながら(今は育休中ですが)医師の妻としてサポートをしてくれる大変さが動画にされていく予定です。
妻は媒体が動画の方が好きみたいなので、2022年はmasaがブログ、妻がYoutubeを中心に情報発信していこうと思います。
2022/1現在の最近の動画はこちらです。
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