こんにちわ。
今回は少し趣向を変えて、masa夫婦も資産運用のメインの1つとして利用している投資信託についてお話ししていきます。メインの一つ、というが6-7割型投資信託っていっても過言ではないすね。
今の時代いろんな本やブログ、Youtubeサイトで「投資信託」については説明されているので、今日の記事では簡単に
や
最後に
のお話しをしていこうと思います。
働き出して「資産運用が大事」ってことは分かったけど何から始めたら良いか分からない
NISA、iDeCoはもうやったけど、それ以上の余剰資金を投資に回すのにどこに投資しようか?
と投資先を探している人も参考にしてもらえればと思います。ちなみにmasaは
自分でも節操がないなぁ
と思いますが、6つの投資信託に投資をしています。
投資信託ってそもそもなに?
具体的な投資利回りも画像をつけて紹介しますよ。
<今日の記事の内容>
「投資信託ってそもそもなに?」 ・プロが運用してくれる ・投資対象がさまざま ・これだけで分散投資になる、ただ上がり下がりはする ・インデックスファンドとアクティブファンドとは 「masaが選んだ投資信託」 ・楽天・バンガード・ファンド(全世界株式) ・楽天・バンガード・ファンド(全米株式) ・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) ・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス ・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ・eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) 「投資信託のどこが良いのか」 ・なんと言っても楽で時間がかからない ・妻を安心させるため(一人のお金ではないためここは超重要)
<今回の記事と関連がありそうな記事一覧>
積み立てNISAに興味がある人はこちら
iDeCoの運用成績に興味がある人はこちら
masa夫婦の家計管理全体に興味がある人はこちら
ではここから本題に入っていきましょう。
投資信託ってそもそもなに?
プロが運用してくれる株や債券
そもそも投資信託とはなにかというと。読んで字のごとく、自分の「投資」を「信」じて「託」すという投資になります。
では誰に託すのか、というと、資産運用のプロがみんなからのお金を預かって運用してくれるというものになります。
つまり、資産運用を仕事にしている人が行う資産運用ですね。
【プロ】と聞くと少なくとも資産運用の素人が何も考えず一歩を踏み出すよりも良さそうですよね。
とはいえ一口にプロと行っても、凄腕の方から、なったばかりのルーキーと様々な様に投資信託も色々です。
「投資信託」といっても様々な種類の投資信託があります。凄く有名で世界中の人が投資しているものから、余り手は出さない方が良い運用商品まで、本当にありとあらゆるものがあります。
めっちゃ数が多いため、株式投資の初心者の方はメニューが多すぎて注文できないと思うので、投資信託を選ぶ時のポイントも紹介しますね。
後半でmasaが実際に投資している商品も掲載しますが、まず投資会社(ファンド)を選ぶ時に注意するポイントが以下の3つ。
誤解がないように言えば、もっと注意する点はたくさんありますが、今回はあくまで株式投資初心者の方が投資する時に見るチェックリストだと思ってもらえればOKです。
<投資信託の特徴>
①インデックスファンドとアクティブファンドとは ②何に投資する商品なのか ③手数料がどれくらいかかるのか
一つ一つ見ていきましょう。
①インデックスファンド、アクティブファンドとは?
知らない単語が出たからもうだめー!!
って人も少しだけ付いてきてください。
アクティブというのは名前の通り、積極的。リスクがあるものの、利益を出すために攻めた投資をするファンドが「アクティブファンド」です。ただどの部分で「攻めた」投資と判断するかが難しいですよね。その指標となるのが、「指数」と呼ばれるものです。
指数を説明する前に。
みなさんTVを見ていて良く「日経平均株価」という単語を聞いたことがありませんか?
よくお昼のニュースで、「日経平均株価」が上がったのか、下がったのかをキャスターの方が読み上げている場面を見ることも多いのではないでしょうか。これはその名の通り、「日」本「経」済の「株価」の「平均」の事です(厳密には違いますが、ここではそんなもんと思って下さい)。
つまり、日本経済の全体の方向性が上向きなのか、下向きなのかを判断するための指標になるのが、「日経平均株価」というものになります。これが日本株全体の【指数】になる訳です。
+α インデックスファンドとアクティブファンドはどちらが良いのか?
ここまでアクティブファンドの説明を聞いて、
指数よりも上回る投資成績を目指すならそっちがいいに決まってる!
と思った方。少し待ってください。もちろん理想的にはその方が良いにきまっていますが、ここで問題になるのはそこを「目指す」というだけで、達成出来るかについては言及がされていない、ということです。
言ってしまえば、
目標にはするが、出来るとは言っていない
ってことです。実際アクティブファンドで好成績を出しているファンドももちろんありますが、歴史的には長期運用成績でインデックスファンドにアクティブファンドは勝てない、とまで言われています。
【相場はだれも出し抜けない】、【相場は常に全てを織り込んでいる】と言われるように、相場=指数に勝つことは(一部の天才を除いては)出来ないと言われているんですね。そのため、
インデックスファンドを選ぶのが正解
と言われることが多いです。
ただ、これについてはあくまで過去のデータでの正解、というだけで未来の正解はだれにも分かりません。「未来は誰にもわからない」ので、これだけインデックスファンド>アクティブファンドと言われながら、この先10年ではインデックスファンドがぼろ負けする未来もあるかもしれません。
ただ、これまでの歴史を考えると投資信託を選ぶ時には【インデックスファンド>アクティブファンド】と考えて選択をしてよいかも知れません。
実際masaが選んでいる投資信託はすべて「インデックスファンド」です。
これはmasaが投資信託以外に「日本個別株」「米国個別株」と言った積極運用を既に行っているため、投資信託でリスクを取る必要がないと考えた結果でもあります。
「アクティブファンド」で有名なファンドもたくさんあるのでこれ以上は言いませんが、投資は自己責任、自分で納得して投資商品を選んで下さいね。
②何に投資する投資信託なのか
さて、インデックスファンド・アクティブファンドのどちらかを決めたら次は投資先を決めます。
つまり、どの「指数」に投資をするかを決める、ということです。その指定された「指数」に勝つように、もしくは連動するようにファンドは運用するわけですから、この指数の数だけファンドが存在することになりますね。次はこの「指数」を決める必要があります。で、最初に「日本」の指数で【日経平均株価】を紹介した様に、指数=国〜投資地域が決まってくるわけです。
言い換えれば、「何」に投資する商品か、というのは、「自分がお金を預けてもいいと思える、これから成長してくるであろう国や地域はどこか」を考えて投資する、ということになります。
「日本」なのか「米国」なのか「中国」なのか。「発展途上国」なのか「先進国」なのか。
「株で積極的に運用」なのか「債権で堅実に運用」なのか、など。これについては本当にさまざま存在します。人気の米国株は指数が多すぎて米国株の投資信託は乱立しているような状態ですね。
ファンドを選ぶ時は、一体自分が何に投資しようとおもっているのかを考えながら選択して商品を選びましょう。
+α 投資信託は商品を1つ選ぶだけで分散投資になる、ただ値動きは上がり下がりはする
さきほど「masaは日本や米国の個別株での運用を行っているから投資信託でリスクを取る必要がない」と書きましたが、少し訂正を。
自分の資産全体をどのような投資商品・貯金などといった資産に分配するか、というのを「ポートフォリオ」なんて言ったりします。そしてその運用者のリスク許容度=どれくらいの値上がり・値下がりを我慢できるか、に応じて推奨されるポートフォリオの比率は様々です。
ちょっとでもお金が減るのが嫌!
という方は現金の比率がかなり高くなるでしょうし、
リスクは取っても資産を増やしたい!
という人は株などのリスク資産の割合が増えると思います。で、このリスクについては投資対象を分散することで抑えることが出来る、と言われています。
個別株を例に出すとわかりやすいです。A社の株に100%投資している場合は、A社が万が一倒産してしまえば、資産は0になってしまいますが、A社とB社に半分ずつ資産を投資しているえばA社が潰れても半分の資産は生き残ります。もちろん2社でもリスクが高いのですが、10社程度まで分散してしまえば、万が一の時に減る資産の割合が少なくなります。もちろんリスクは表裏一体なので減る資産割合が少なくなる、ということは増える割合も減るので分散する場合は一発当てて億万長者、一攫千金は難しいかもしれませんが。
ここまで分散投資の重要性を説明した上で、投資信託の話に戻ります。
投資信託はある一つの経済指標、つまり日本なら日本株【全体】、米国なら米国株【全体】を指標に運用されていきます。A社やB社といった一つの会社ではなく、複数の会社の平均値に連動する運用になるわけです。
もちろん投資信託の中には「ハイテク株だけに投資!」などという分野を絞った商品もあるので、リスクを下げるために同じ分野で分散投資することに意味はないと思いますが、【日本株全体】【米国株全体】といった投資信託を選ぶことでリスク管理を行うことが出来ます。広く分散投資するインデックス投資信託1つを選んでポートフォリオ完成!なんてのもリスク管理の面では全然OKという訳です。むしろそれを公言しているブロガーの方も多いですよね。
まぁ、こんな偉そうなことを言って、後で紹介するmasaの投資信託の種類を見たら、
一体君は何を思ってそんな分散の仕方をしてるんだい!?
③手数料がどれくらいかかるのか
ファンドが決まり、いざ購入。となるまえに注意点があります。そのファンドの「購入手数料」そして運用を依頼するためのコストである「信託報酬」がどれくらいかかるかを確認してください。
知らない単語が出てうんざりしている方は、簡単に言えば「プロに依頼するための手間賃がどれくらいかかるか」を確認するのが大事、とだけ理解してもらえればOKです。
実際運用利回りは世界一投資が上手い投資家ですが年20%と言われています(もちろんもっと上の人もおられますが)。素人であるmasaなんか+5%が出せれば良いところ、と考えて個別株投資をしています。そしてインデックス投資信託がどれくらいの利回りになるか、と言えば理論的には+5-7%程度ではないか、と言われています。
そして、この利回りを出来る限り高めるためには如何に手数料をかけないかが重要になってくる訳です。だって、年に+5%なんとか運用したとしても、手数料で2%とか取られた日にはいっきに運用利回りが下がってしまいますからね。
そして、実際にそんなたくさんの手数料を取ってくる商品も存在するんです。なので、「投資先が決まった後も、どれくらい手数料が取られるのか」に注意して商品の購入を行いましょう。
【手数料を出来るだけ払わないこと】が私達初心者が投資利回りを上げるための第一歩といっても過言ではありません。
結局どんな投資信託が良いのか
ここまで色々言ってきましたが、そろそろ
一体どれがいいんだよ!!
とうんざりしている人も多いと思うので、もう少し具体的に商品を絞るヒントをお伝えします。手っ取り早いのは、【積み立てNISA】で選べる商品を選択することです。楽天証券なら、商品名の下に【積み立てNISA】って入っています(下の写真参照)。
そもそも【積み立てNISA】は国が日本国民に投資をして資産を増やしてもらうために始めたお得な制度です。しかし日本ではあまりにも投資商品が多く、とくに法外な手数料を取るぼったくりとも言える商品が多かった。そこで、国が日本国民に投資をしてもらうために、「この商品なら国が安心しておすすめしますよ!」と投資信託の選別をしてくれました。
これが積み立てNISAです。
つまり、少なくとも【積み立てNISA】で選べる投資信託の商品であれば、「あまりにもぼったくり」と言われるような商品はないということになります。
*積み立てNISAの記事はこちら*
そこで、次のページには、masaが実際今購入している商品を、現在の運用成績と共に紹介します。
現在masaは投資信託を6種類購入しているのですが(多い!)、それぞれおすすめ出来る商品です。楽天証券で購入できるものなので、一部他の証券会社では購入できない商品もありますのでご了承ください。
また、あくまで投資は自己責任。プロが運用するとは言え、もちろん投資信託も価値が上がったりさがったりするのが当然です。今回個別の商品名を記事に出していますが、下記の銘柄への投資を推奨するわけではありませんからそこは勘違いしないでくださいね。
masa夫婦が購入している投資信託
「masaが選んだ投資信託」 ・楽天・バンガード・ファンド(全世界株式) ・楽天・バンガード・ファンド(全米株式) ・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) ・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス ・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ・eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
一つ一つ見ていきましょう。
楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)・・・iDeCo/NISA/別枠
こちらは楽天証券でのみ取り扱っている銘柄。全世界の株式に分散投資している商品です。「バンガード」は米国で超有名な投資会社の一つです。楽天とバンガードが手を組んで、「全世界の株式全体」に投資をするのがこの【楽天・全世界株式インデックスファンド】通称【楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)】ですね。
楽天証券の全銘柄で買い付けランキング5位、積み立て設定ランキングは4位とかなり人気銘柄の部類です。管理費用も0.212%とコストも低めのインデックスファンドです。
楽天証券で全世界全体に広く投資したいと考えている人にはおすすめのインデックスファンドです。ただコストの面で言うとあとで紹介するファンドでも全世界に投資することは可能なので、そちらとどちらを選ぶかは検討の余地がありそうですね。
積み立てNISAに加えて更に購入している、時期は微妙にずれているのですこし違いますが、どちらの口座も概ね+33%という破格な運用利回りを見せています。
楽天・バンガード・ファンド(全米株式)・・・iDeCo/NISA/別枠
さっきのファンドの「米国版」のイメージです。