今日は医者看護師夫婦の米国株高配当投資の進捗状況について話をしていきます。
以前の更新から(年単位で)間が空いてしまいましたが、「まぁ長期投資の参考にするのなら年単位の情報がいるから」と聞いていただければ嬉しいです。
これから始める方に、少し先の未来はこうなる!をお届け出来れば。
では始めに、本日のまとめです。
「今日話す事」
・米国株高配当投資実践記録
「見て欲しい人」
・米国株投資に興味のある人
・バフェット太郎の米国株高配当投資に興味がある人
・医者看護師夫婦の資産運用に興味がある人
「結論」
・米国株高配当投資は(初めて2年ですが、今の所は)再現性はある投資
では本題に行きましょう。
<今回の記事と関連がありそうな記事一覧>
〜masaが米国株投資を始めた最初の記事〜
https://nextmed-at-home.com/doctor-nurse-couple-asset-operation/masa-asset-management-inamerica-2019-11
米国株でなく国内株の運用記録(直近1年は利回り+26%)
masaが投資を始める前勉強した本まとめ
そもそも米国株高配当投資とは
初めてこの記事に来て頂いた人は【米国株高配当投資】という投資法をあまりご存じでない方が多いと思いますので、簡単に説明をしておくと。
その名の通り、「米国株」で「配当を多くくれる、高配当な企業」に投資を行う方法です。
masaが米国株投資を開始したきっかけは1冊の本でした。日本株への投資、今は懐かしいニーズウェルへの集中投資を行っていた時に出会った本です。
その名も
「バカでもできる米国株高配当投資」
「バカでも出来る米国株高配当投資」
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かなり挑発的なタイトルですよね。表紙の女性と相まって「きちんとしていない」本に見えてしまいますが、中身はびっくりするくらいちゃんとした本です。
masa
そして、「きちんとしていない」と見える通り、堅苦しい文章は少なく、当時のmasaのような事前知識がなく本を読むのが苦手であってもかなり読みやすく文章を読めると思います。
とはいえ、
という人の為にざっくりとこの本の概要をまとめると以下の様になります。
何故米国株なのか
基本的に世界経済は常に発達し続ける、という前提で株式投資は成り立ちます。
と、いうのも、経済全体の発展せずに会社の発展はないですし、会社の発展がなければ株価の上昇もありません。そのため、投資をする、という前提には社会全体の世界経済が発達していくだろう、という思惑があるんですね。
そしてその世界経済の中でも「米国」の存在は切っても切れません。なにせ、今をときめくAppleやGoogle、Facebookなどは全て米国企業です。しかも、今下火と言われる日本と違い、米国は今なお人口増加傾向が続いています。
masa
今後も(当分は人口増加が期待出来るので、経済的にも発達していくだろう・・・
という考え方です。実際、今コロナから立ち直りつつある世界経済、日本株は足踏みしている中で米国株投資は過去最高値をどんどん更新し続けていますね。
高配当株投資とは
とはいえ、
米国株の決算なんて・・・日本株ですら読めないのに(この場合は勉強必要ですが)、英語!読めないよ!!
という人もいると思います。しかし、今はmasaが使っている楽天証券ではiSpeedのアプリで米国株投資の決算が、なんと日本語で読めます!(最近米国株もアプリで扱いやすくアップデートされました)。それだけ米国株への投資の需要が日本国内でも増えてきてるんですね。
しかし、今回紹介する本ではなんと、決算すらも見なくていい!と断言しています。masaはスタートはそのテンションで始めましたが、結局心配になり眼を通すようにしています(苦笑)。
個人的には
masa
決算の知識は必要だけど、ないから手は出しません、はもったいないかなぁ。
って思っています。
米国の増配至上主義
と、いうのも。この本で紹介しているのは短期的な財務を見た投資ではなく、米国株特有の「連続増配株」に投資をしていくスタイルだからです。
増配、と聞くとその名の通り、企業から株主(masa達の事)へ出資への感謝のお金を配る配当金を増やすことになります。
日本では珍しいですが、米国では連続増配,それも20年以上連続で(つまりずっと増配を)続けている企業が100社以上存在します(日本は1つだけ)。
それだけ、米国では「増配して当たり前。増配出来なければ失敗企業」と烙印を押されてしまうんです。
ある投資家の記事では「株価は一日先すらも未来が見えないけど、配当金がどうなるか読む事ができる」という言葉もあるくらい。そして米国株は増配が続くので、少なくともmasa達が必要になる20-30年後の老後での配当金については、今よりも増えた状態で計算することが出来ます。
この本の筆者も「自分だけのマネーマシーンを作ろう!」と話されています。
この記事をよんで興味が出た方は、ぜひ本を手に取ってみて下さい。かなりわかりやすいですよ。
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ちなみに筆者自身はツイッターやブログ、Youtube(これはまじで必見)もされているので、海外への投資を考えている人だけでなく、国内株への投資のみの人も社会情勢を知るために空いた時間で見てみてはいかがでしょうか。
かなり情報集めの時間を短縮出来ると思います。自分で調べるとかなり時間がかかるため、詳しい人から情報を集めるのはめっちゃ大事ですよ。
では、前置きが長くなりましたが、ここからは実際のmasaの米国株投資の現状についてお話ししていきましょう。
masaの米国株ポートフォリオ
詳しくは本書を読んで欲しいのですが、バフェット太郎さんの本には、恐らく20-30年の間は投資しても問題ないであろう連続増配銘柄が紹介されています。そして、その銘柄の特徴(セクター)の違い、セクターのおすすめの組み合わせが紹介されています。
10銘柄程度を中心に、自分で増配銘柄を組み合わせて「マネーマシーン」を作ることを推奨しています。決算すらも見れなくても良いよ!と本書に書いてありますが(少し言い過ぎ)、楽天証券でも決算書が見やすくなっているため、時たまチェックするのが長期投資の精神安定のためには大事になりますね。
masaが購入した高配当米国株10種
さて。masaが購入した銘柄はこのような銘柄です。
マイクロソフト 回復期
世界的なソフトウェア企業
スリーエム 好況期
幅広い分野で活躍する消費業関連
AT&T:不況期
通信サービス会社
エクソンモービル 後退期
世界最大の石油会社
プロクター&ギャンブル 不況期
世界最大の日用品ブランド
コカコーラ 不況期
言わずと知れた大手
マクドナルド 好況期
言わずと知れた大手
コルゲートパルもビール 不況期
米国家庭用品3位
ジョンソン・エンド・ジョンソン 不況期
トータルヘルスケア大手の医療機関
アボットラボラトリーズ 不況期
ヘルスケア総合大手
masa
いわずとしれた大企業ばかりですね。おもしろみのない構成で申し訳ありません。
<不況6 好況2 回復1 後退1>で構成されています。
コロナ禍という不況、というか暴落ではもちろんかなり価値が低下しましたが、それでも保守的な構成にしたお陰で精神衛生上そこまでダメージを受けることはなく済みました。超長期投資を目標にマネーマシーンを作る事になるので、それを考えるとmasaと同じように心配症な方は、米国株投資自体がかなりハイリスク資産なので、その中では保守的な銘柄にした方が良いだろうと思います。
masaが実際にしているルーティン
とはいえやる事は超簡単で、下がっても売らず、配当金を再投資して、ロボットの様に積み立てるだけですね。
masaは10銘柄の内、一番合計評価額が低い銘柄を一定額(80000円)購入する取り決めにしています。ほとんど決算は見ていません笑。
具体的には20日辺りで円→ドルに両替し、28日辺りで一番評価額が低い銘柄を購入しています。為替両替については楽天証券では円買いも出来るので自分でする必要はないのですが、単純にmasaが為替の推移を楽しむためにも円→ドルの両替を体験しています。実際、円高になる時期があれば20日になる前に両替してしまうこともあります。
masa
これが為替リスク!!と体験することで世界のニュースも気持ち気にするようになりました
つまり、月に1回
①円 → ドルの両替(円貨決済なら不要)
②10種の中の合計評価額(価値)が低い物を選定
③毎月決まった日に買い注文
をすれば、それだけで月にmasaが米国株投資に割く時間は終わりです。
masa
2021/ 6現在の米国株の成長/運用成績
そして、そうして大事に育ててきた米国株のマネーマシーンが、2年でどうなったかというと、以下の様になっています。
AT&T以外の9銘柄は+8〜28%近く上昇を見せています。XOMについては石油関連ということもあり、コロナ禍では一時-50%近く値下がりしたこともあったのですが、その時機械の様に積み増ししたお陰+12%まで上昇しています。
価値が上昇すると配当利回りは減るので複雑な気はしますが、それでもプラスの運用成績は嬉しいですね。合計すると次の様に26万ほどのプラスの成績です。
コロナ禍で買い増しできたことと米国市場が絶好調なのが要因ではありますが米国株投資を悩んでいる方にとっては朗報になるのではないでしょうか。
もらった配当金額
masaが2年間でもらった配当金はこちらです。
米国株=外貨で考えると、現在の含み益と合計すると30万近くプラスの運用成績ですね。今はまだ小さい小さいマネーマシーンですが、今後もじっくり大きく育てていこうと思います。
ではここから、バカでもできる米国株高配当投資を2年実践した感想をまとめていきます。
米国株高配当投資を2年やった内科勤務医の感想
米国株投資を始めて良かったこと
楽:銘柄選択をほぼしなくて良くなっててかなり楽
masa
最初に買う銘柄さえ決めてしまえば決算も読まなくても出来るし、配当金目当ての投資なので心にも安心したままできますね。本にも書いてある通り、月5分間だけ投資に時間を回すだけ。
配当が小さくとも入ってくるのが幸せを感じるポイント
配当金投資を始めた直後に、たとえ小さくても「お金にはたらかせる」というのを実感できるのは、日本株よりも米国株だと思います。というのも、米国株は年に4回も配当金が入るからです(額は小さいですが)。ことある毎にお金が出てきてくれるので、
masa
と実感出来ます。
ではここからは逆に、始める前の注意点をお話ししていきますね。
米国株投資の注意点
株価の波が大きい
個別株になるので、債権などと比べるとかなり波があります。日本株と比べても、米国株の波が大きいです。つまり、プラスに振れる時も大きいですが、その分マイナスへの振れ幅も大きいです。
その辺りの事を考えると、日本株や投資信託で値動きになれてからの方が精神衛生上良いかもしれません。とにかくマイナスになった状態を耐える力が大事!
masa
エクソンモービルをどれだけ買い増ししたか。。。あの時はかなりぐらつきましたからね。
配当利回りは日本株の選択銘柄よりもかなり小さい(平均2-3%)
そもそも投資する対象が連続増配株、という事もあり、
masa
という不安のある日本株と比べると米国株の人気は強く既に今2021年6月現在、コロナ禍などの不況でない限りは株価も安定して推移します。
ただ、これはつまり、配当利回りが低くなる、ということなので注意が必要です。
実際masaの銘柄の今の株価での利回りは0.8-7%ですが、AT&Tが7%、XOMが5%なだけで他の銘柄は基本的には2%前後の銘柄です。
masa
米国株は優良ETFもあるので、そっちの方が利回り的にはいいかもしれません。masaとしてはせっかくなので自分で株をかまう楽しさが欲しいため個別株にしていますが、より楽に運用をしたい場合はVTIやSPYDなどの米国ETFを検討してみてはいかがでしょうか。そちらに興味がある場合は別のサイトですが「リベ大のYoutube」がおすすめです。一度覗いてみて下さい。
とはいえここまでこの記事を読んで頂いた方は米国株の投資に興味がある方だと思うので、そんな方の背中を押す意味も込めて。
以下の方は米国株投資がおすすめです。
米国株高配当投資がおすすめな人
・米国株の未来を信じられる人
・少額からでも少しずつ入ってくる配当金/インカムゲインを楽しみたい人
・時間が忙しく毎日の時間は取れないが、投資信託ではなく自分で投資をしたい人
もし当てはまる方がおられるなら、是非ともmasaと一緒に米国株投資にふみだしてみませんか?
★実際に投資をする場合は勉強してから始めましょう。米国株投資については本著をせめて読んでからがおすすめです。投資は自己責任でお願いします。★
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後書き
いかがでしたでしょうか。
かなりの長文になってしまいましたが2年記事をほったらかしにしていた分と思って許して頂ければ。実際米国株投資をこれからしようかな、と思う方の参考になれば幸いです。
最後にもういちど、本日のまとめです。
「今日話した事」
・米国株高配当投資実践記録
「見て欲しい人」
・米国株投資に興味のある人
・バフェット太郎の米国株高配当投資に興味がある人
・医者看護師夫婦の資産運用に興味がある人
「結論」
・米国株高配当投資は(初めて2年ですが、今の所は)再現性はある投資
以上になります。
ではまた次回の更新で。次は積み立てNISA/iDeCo以外の投資信託の成績を久しぶりにまとめてみようかな、と思います。
masa
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