○検査
KOH染色と呼ばれる特殊な染め方をして水虫の菌を探します。
皮膚のすこし剥がれたところに、
専用の液体を剥がして染め、
それを顕微鏡で見て水虫を探します。
専用の液体を剥がして染め、
それを顕微鏡で見て水虫を探します。
検査の処置自体では痛みを感じることはありませんのでご安心を。
これで見つかれば水虫で決まり!!
いざ治療を!という形ですね。
実際はこれが行われることなく治療が始まることもあるのですが、
同じように見える皮膚の病気がたくさんあるので、
区別を行うためにも「水虫が居る!!」と発見することはとても大切です。
同じように見える皮膚の病気がたくさんあるので、
区別を行うためにも「水虫が居る!!」と発見することはとても大切です。
症状から疑ったら皮膚科の先生の下へ!!
○治療方法
原因が分かったら後は治療、なのですが、
これが厄介です。
これが厄介です。
治療自体は簡単です。
病変部位を毎日綺麗に洗い、
清潔を保った上で、一日1回ないし2回薬を塗ることになります。
他の部位(鼠径部・頭部など)に水虫が移動してしまっている時は同時に治療するため飲み薬を使うこともありますが、
基本的には外用薬:塗り薬を使います。
治療期間としては
足やそけい部では2-4週間は治療を続ける必要があります。
・・・どうですか?
長いでしょうか、短いでしょうか?
長いでしょうか、短いでしょうか?
なんだ、難しくないじゃん。
そう思われた方も多いでしょうか。
実際、水虫自体は1週間かそこらで見た目はかなり良くなります。
なのでそこで治療をやめてしまう方も多いのですが、実際は症状を起こしていないだけで、
水虫はそこにいます。
まさに「飼っている」状態ですね。
効果はある薬なのに最後まで叩かないと、
後々再発してしまう。
そこがとても厄介な病気です。
受診した病院の先生の指示通りにしっかり治療を行いましょう。
また、厄介な原因として『予防方法』でお話するように、「一度治っても、もう一度感染すること」があります。
どういうことか分からない?
次のページで見ていきましょう。
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