おはようございます。
また今日から医学情報を発信していきますよ。
今日のテーマについては、
実際になったことある人も多いんじゃないでしょうか。
実際になったことある人も多いんじゃないでしょうか。
「じんましん」
かゆくなって、あかいぶつぶつが全身に出てくるあれです。
医者はじんましんの患者さんを見る時、
何に注意をして見ているのか。
何に注意をして見ているのか。
今日はそれをお話ししていきましょう。
○はじめに
さて、じんましん。
どんなイメージがあるでしょうか。
・・・
ふむふむ
なにか食べ物を食べて。
アレルギー症状としてぶつぶつが出る。
なるほど、確かにそのとおり。
「アニサキスアレルギー」のお話でもお伝えしたように、
アナフィラキシーに代表されるアレルギー症状はとても重要
アナフィラキシーに代表されるアレルギー症状はとても重要
です。
アナフィラキシー症状の中の、臓器症状の1つ。
皮膚症状として代表されるのがこのじんましんです。
一番最初は僕たち医療従事者も、
アレルギーが原因ではないか、と考えます。
アレルギーが原因ではないか、と考えます。
ただ、それはすべてではありません。
そもそも、原因が分かるじんましん、
ってどれくらいあるかわかりますか？
ってどれくらいあるかわかりますか？
じつはじんましんの原因って、
ほとんどわからないことが多いんです。
ほとんどわからないことが多いんです。
原因不明のじんましんに悩まされ、
長期の外来通院を余儀なくされる患者さんはたくさんいます。
長期の外来通院を余儀なくされる患者さんはたくさんいます。
○流れ
さて、このぶつぶつはどれくらいの間出てくるのでしょうか。
ぶつぶつは
一過性に、
８〜１２時間程度で消えます
（定義上は24時以内）。
一過性に、
８〜１２時間程度で消えます
（定義上は24時以内）。
・・・
ん？
では放っておけばいいような気がしてしまいますね。
ただ、
「その場所のじんましんは」
という所がポイントです。
「その場所のじんましんは」
という所がポイントです。
じんましんが起きた患者さんでは、
別の場所にどんどん新しいじんましんが出現してきます。
別の場所にどんどん新しいじんましんが出現してきます。
典型的には１〜３日程度で自然に治癒します。
なので、数日我慢し、
病院を受診せずになんとかした方も多いのではないのでしょうか。
病院を受診せずになんとかした方も多いのではないのでしょうか。
ただ、もちろん「典型的には」ですし、
最初に話をした様に長期にわたることも多いので、
病院を受診してもらう方がよいと思います。
最初に話をした様に長期にわたることも多いので、
病院を受診してもらう方がよいと思います。
かゆみも我慢できないことが多いですしね。
あ、そうでした。
症状としては
「かゆみ」が特徴的です。
「かゆみ」が特徴的です。
かゆみではなく「痛み」がメインになってくる場合、
そして関節痛や発熱、腹痛など他の症状が重なってくる場合。
その時はじんましんだけでなく、先にお話ししたアナフィラキシーや「血管炎」というような複雑な病気を考えなければなりません。
その時は採血をしたり尿検査をすることになりますが、
その話はまた次回に。。。
その話はまた次回に。。。
では、次に。
じんましんの原因や、
病院を受診した時に医療者に伝えて欲しいことを中心に話をしていきます。
病院を受診した時に医療者に伝えて欲しいことを中心に話をしていきます。
コメント