【子供への金融教育のための布石】ジュニアNISAについて考える Part2【悩み抜いた上でmasaが選んだ商品】

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医者・看護師夫婦の資産運用
この記事は約8分で読めます。

こんにちわ

昨日に引き続きジュニアNISAに対する葛藤を記事にしていこうと思います。
初見の方は前回の記事を先にご覧下さい。
さて、本日の記事は、
成人前の子供がいて、なおかつその子供が成人するまでに10年以上の期間がある、かつすでにNISAなどを利用していて投資に親しみがあり、更に余剰資金もある。
そんな人にとって今日の記事は参考になると思います。ジュニアNISAは普通のNISAよりも少し特殊な制度と考えてるので初心者の方が手を出すのはおすすめしません。まずはNISA・iDeCoといった基本的な所に取り組んだ上で、ジュニアNISA活用の余地があるかを考えましょう。
って偉そうなことを言ってますが、masaも悩みながらジュニアNISAの投資先を検討しており、同じ境遇の方にこの記事が参考になれば、と足跡を残しておきます。

こんな記事でもどこかでだれかの参考になれば嬉しいです。

*注意*
ジュニアNISAは2023年で終了が決まっている制度です。この記事作成時点(2022/1)で活用できるのは80万円/年×2年のみです。ご自身の資産状況やお子さんの年齢を考慮して活用ください。

 

ジュニアNISAの前にまずはこちら。積み立てNISAについて

老後の資金にはこちらが最適。iDeCoについて

 

 

前回の記事の復習

さて。詳しくは前回の記事を読んで欲しいのですが、一言でジュニアNISAについて復習すると、

【子供のお金を、成人すると子供に自動的に引き継がれる証券口座で代わりに大人が運用し、その利益に税金がかからない】

という制度でした。もし???ってなった方は前回の記事金融庁のHPをご覧下さい。

ただそんなお得な制度ですが少しばかり落とし穴があり、2024年以降は新規買い付けは(非課税口座=お得な口座では)出来ないため、ただ運用されて資産が育っていくのを(しぼんでいく可能性も0ではないのですが)見守ることしか出来ません
ここが今回のmasaの葛藤ポイントでもあります。
というのが、新規買い付けが出来ない、という事は、配当金による株の買い増し(配当再投資)が出来ない(税金がかかる)、って事です。
masaは日本株で高配当株を探して投資を行っている(毎月1社、配当を長期に亘り出し続けてくれるであろう会社の株を買っています)のですが、そもそもNISAではインデックス投資信託(プロに任せる運用)に全振りしています。

専門用語がたくさん出てきたので???ってなってきた方はジュニアNISAは一旦お休みした方がいいかも知れません。

投資信託についてはこちらの記事を参考にしてください。
さて。
つまり、ジュニアNISAも積み立てNISAと一緒で、配当金を出す商品(日本や米国の個別株やETFなど)よりも、配当金のない投資信託(運用会社の中で勝手に再投資をして運用してくれる)の方が、税金、という点では効率的、という訳ですね。
ちょっと分かりにくい文章になっているかも知れません。。。
一言で言えば、万人に受けるのは
【税金の観点で言えばジュニアNISAもインデックス投資がベスト!】
って事ですね。そういう方は、さっきの投資信託の記事から(特にインデックス投資の中から)投資対象を選びましょう。
じゃあなぜmasaが投資商品について悩みまくったか、というと。効率だけではない別の効果をジュニアNISAに期待しているためです。
それが何か、というと子供への金融教育のきっかけにならないかと期待しています。

子供の経済教育にジュニアNISAを利用すべきか否か

まぁ、娘がまだ1歳になっていない状況で何言ってんだお前、という意見はその通りです。
とりあえず、一旦その正論は置いておいてください。
そもそも
masaは元々ジュニアNISAを使うつもりが無かったんです。

教育資金にあてるなら株式の様に上下に価値が変動するもので資金を用意するのは、masaの両親にはある程度お金に不自由なく育ててもらっておいて子供にそんな事をするのは不誠実ですし、なおかつ過剰に資金を子供に渡すつもりも無かったので。

ただ、妻共々、masaは大学入学の時に(医学生になればよほどの事が無い限り資金に不自由はしないだろう、と)、妻は結婚のタイミングで親より一定額の資金援助をもらっています。

なので、それと同じ分くらいは自分の子にも渡すのが筋かな、と考えました(教育資金とは別に)。

で。
どういった形で渡すのが良いかな、と考えていた時に、こちらの動画を見た訳ですね。
まだ見ていない方は是非共みてください。masaがこれから言う事も全部書いてあります
実際、金融教育についてはmasaは研修終了時点で自然と株・投資に興味を持ち、独学で勉強したため親からはなにも教わっていませんでした。もちろん実際その不満はなく、自分で勉強したからこそ今の知識を得られたと思っていますが、それでももう少し早く経済の事や資産形成の事をしっていれば、と思う気持ちがない訳ではありません

投資を勉強した方には分かるとおもいますが、時間はかなり武器になりますからね。

だから、自分の子には、魚ではなく魚の取り方を与える事を心がけながらも、知識の点では他の子よりも有利な状況で社会に送り出してあげたいな、と思っています。
また、この動画で

あ、いいな!

と思った点はもう一点。
先ほどmasaも妻も親から資金援助を受けた、と言いましたが、上の動画で登場する
「100万円、VT(全世界株式に分散投資を行うETF)を買って放置」
の「100万円」という金額がmasa夫婦が受けた資金援助額と同額だったためです。
幸い、現時点で子供に100万円を移乗しても家計管理的には黒字(そもそも家族内の資金の移動なのでそもそも赤にはなりませんが)で余裕があるため、それならば1歳未満の娘の成人するまでの17年の時間を有効に使った上で資金を渡してあげるのがよいかな、と考えた訳です。
ただ、時間を有効活用するならば先ほどから例に出しているインデックス投資信託(今回で言えば全世界株投資なので、emaxs slim オールカントリーなど)の方が効率の面ではベストなのですが、配当金のタイミングで子供に小遣いを渡したり、子供と経済について話すきっかけに出来るかな、と思ったためです。
実際、機会がないと

さぁ、お金の授業はじめるよ!

なんて時間を取ったりしにくいですからね。子供もそんな話よりも遊びたいでしょうし。分かり安く、おもちゃやおかし、ゲームを買うためのお小遣い:配当金のタイミングで話が出来る方がいいに決まってますから。

 

少し脱線しますが、金融教育に利用するならこちらの本もおすすめです。
 → 子供が読む様の本ですね。かなり分かりやすくお金の話が書いてあります。
 → お金に加えて起業など、子供が将来いかにお金を稼ぐか、という視点で書いてあります。個人的には自分が小さい頃読んでいたらこの道には進んでないかも、そのくらいの本ですね。
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 → 子供向け、というよりはかなり分かり安い、初心者向けの投資勉強本、って感じです。ジェイソンさんの子供への教育の考えも書かれているので、その意味でここで紹介しています。
ただ、そうはいっても、運用期間が長くなればなるほど、インデックス投資信託での複利運用と、VTの複利運用(税金がかかる)では成績に差が付いてくるのはわかりきっています
いくら子供の金融教育が出来たとして、それでしっかり資金が育たなければ意味がないのではないか?
(金融教育をしたいという)自分本位の考えで、大事な子供のお金の運用方法を決めていいのか?
そんな葛藤を冗談ぬきで2-3ヶ月程度は悩んでました
悩みのポイントは、子供の経済教育を考えるべきか、効率性を考えるべきか
今回改めて(現段階での)答えが出たので記事を書き出した訳です。
次のページでは、masaの考えた【ジュニアNISA】の結論をご紹介します。

あくまで、masaの選択なので、自分の家に当てはまるかどうかはしっかり考えて投資は行って下さいね?

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